2008年の『アイアンマン』からスタートしてこれまで21作品が公開され、4月26日に公開される『アベンジャーズ / エンドゲーム』をもって一旦の区切りをつけるMCU(MARVEL Cinematic Universe)の世界。
このMCUはフェーズというものに大きく分けられていて、『アベンジャーズ / エンドゲーム』 でフェーズ3が終了すると言われていましたが、先日の上海で行われた『エンドゲーム』のファンイベントに出席したMARVEL STUDIO代表のケヴィン・ファイギ氏は「『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム』でフェーズ3が終了する。」と公式に述べました。
MCUでは以前にも同じような展開がありました。と言うのも、フェーズ2はボリュームのある『アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン』をリリースした後に、比較的内容軽めな『アントマン』をリリースしてフェーズ3へとつなぎました。しかも『アントマン』のエンドクレジットにはフェーズ3の最初の作品でボリュームのある『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』に繋がる重要なシーンが含まれていました。
『アベンジャーズ〜』のような言わば「大作」の後に「軽め」な作品でフェーズを終わらせて、そしてまた「大作」で新しいフェーズをスタートする。この理論が当てはまるとしたら、『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム』のあとは「大作」が公開されるかも!?
これまでのフェーズと作品紹介
フェーズ1
・『アイアンマン』
・『インクレディブル・ハルク』
・『アイアンマン2』
・『マイティ・ソー』
・『キャプテン・アメリカ / ザ・ファースト・アベンジャーズ 』
・『アベンジャーズ 』
フェーズ2
・『アイアンマン3』
・『マイティ・ソー / ダーク・ワールド』
・『キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャー』
・『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
・『アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン』
・『アントマン』
フェーズ3
・『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』
・『ドクター・ストレンジ』
・『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー : リミックス』
・『スパイダーマン : ホームカミング』
・『マイティ・ソー / バトルロイヤル』
・『ブラックパンサー』
・『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』
・『アントマン&ワスプ』
・『キャプテン・マーベル』
・『アベンジャーズ / エンドゲーム』
・『スパイダーマン / ファー・フロム・ホーム』
こうやって見るとフェーズ3はちょっと詰め込みすぎな気もしますが笑
なおフェーズ4には『エターナルズ』『ブラック・ウィドウ』『シャン・チー』『ドクター・ストレンジ2』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』などの公開が噂されています。
『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム』は2019年7月2日全米公開予定(日本は2019年夏公開予定)
source : Newsweek