[マーベル]ネタバレMCU16作目『スパイダーマン : ホームカミング』観てない人も完璧にわかるあらすじ解説

「僕の物語ーー始まる。」

『スパイダーマン : ホームカミング』は2017年に公開された映画で、全部で3作予定されている「スパイダーマン」シリーズの最初の作品であり、MCU(Marvel Cinematic Universe)の中では『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー : リミックス』に続く16作目の作品になります。

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MCUでの位置付けはフェーズ3、時系列は『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』の後の話になります。スパイダーマンの初登場は『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』でしたが、その時はアイアンマンに誘われて戦いに少し参加しただけでした。今作では、その後が描かれます。

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制作費は1億7500万ドル、世界興行収入は8億8千万ドルでした。

ここからは『スパイダーマン : ホームカミング』の内容を丁寧に解説してまとめています。もちろんネタバレありです。

主な登場人物

ピーター・パーカー(スパイダーマン) / トム・ホランド

©︎2017 MARVEL STUDIO

メイ伯母さんと2人ぐらしの高校2年生。特殊なクモに噛まれて様々な特殊能力を得たという設定だが、MCUのスパイダーマンではその設定が語られていない。スパイダーマンをよく知らない人はそういう設定なのだと覚えておいて欲しい。
トム・ホランドはアメリカ出身の1996年生まれ。実はクモが大の苦手

トニー・スターク(アイアンマン) / ロバート・ダウニー・Jr

©︎2017 MARVEL STUDIO

スターク・インダストリー会長にして天才発明家。前作『シビルウォー / キャプテン・アメリカ』でピーターのことを知って以来、彼のことを気にかけている。今作ではピーターの保護者兼責任者。
ロバート・ダウニー・Jrはアメリカ出身の1965年生まれ。どこで撮影をする時も、近くの部屋に私物の家具を持ち込んで自宅を再現するらしい。

ハロルド・”ハッピー”・ホーガン / ジョン・ファヴロー

©︎2017 MARVEL STUDIO

トニーの運転手で『アイアンマン3』以来の登場。今作ではトニーの引越しで多忙の中、嫌々ピーターのお目付役を命じられる。
ジョン・ファヴローはアメリカ出身の1966年生まれ。1980年代にウォール街で働いて辞職、ニューヨークの消防士になろうと考えた時期がある。

リズ・トゥームス / ローラ・ハリアー

©︎2017 MARVEL STUDIO

成績優秀で人望も厚い、ピーターが通う高校のマドンナ。ピーターにとっての憧れの人でもあるが、スパイダーマンが好きと公言したことでピーターを動揺させる。
ローラ・ハリアーはアメリカ出身の1990年生まれ。現在ではルイ・ヴィトンとブルガリの広告塔を務めるほどの再注目の若手女優。

ネッド・リーズ / ジェイコブ・バタロン

©︎2017 MARVEL STUDIO

ピーターのクラスメイトで親友のオタク。いわゆる「イケてないグループ」の学生だが、スターク・インダストリーズのセキュリティを突破できるぐらいのプログラミング技術を持つ。
ジェイコブ・バタロンはアメリカ出身の1996年生まれ。俳優デビューは2016年とこれからが期待の新人俳優。

エイドリアン・トゥームス(ヴァルチャー) / マイケル・キートン

©︎2017 MARVEL STUDIO

残骸や瓦礫を撤去する会社を経営する。『アベンジャーズ』でのニューヨークでの戦いの後、チタウリ軍の残骸を撤去中に悪知恵が働いて「ヴァルチャー」になる。普段は家族や部下想いのいいオヤジ。
マイケル・キートンはアメリカ出身の1951年生まれ。個人的には初代「バットマン」のイメージが強い。意外と知られていないがスタジオジブリ作品『紅の豚』の英語版で主人公ポルコの吹き替えを担当している。

ストーリー解説

トゥームスがチタウリの残骸から悪巧み

時は『アベンジャーズ』の戦いの直後。ニューヨークが戦いの舞台になってから、街には宇宙からの侵略者・チタウリ軍の残骸がまだ多く残っていました。

瓦礫撤去の仕事を請け負っていたトゥームスでしたが、ある日スターク・インダストリーズとアメリカ政府が設立したダメージ・コントロール(損害統制局)の役員がやって来て、職を奪われてしまいます。

ダメージコントロール局に立ち退くように言われるトゥームス達。©︎2017 MARVEL STUDIO

仕事を奪われてトニーを恨むトゥームスは家族と部下たちを路頭に迷わせたくない一心から、チタウリ軍の残骸を盗み出して再利用し、新たな兵器を作って密売することを思いつきます。

必要とされたい「親愛なる隣人」スパイダーマン

時は流れて8年後の現在。『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』でトニーに誘われたピーターは、その戦いの後にトニーからハイテクのスパイダースーツを貰いました。ですがそれ以降トニーからは一切連絡がありません。

てっきりトニーに認められて「アベンジャーズ」のメンバーに入れるものだと思っていたピーターは、物足りなさを感じながらも街の小さな犯罪行為を阻止して活動していました。

街の困った人を助ける「何でも屋」のような活動をするピーター。©︎2017 MARVEL STUDIO

そんなある日、街のATMでトゥームスの最新兵器を持った強盗と出会い、戦闘になります。見たこともない強力な兵器に驚きながらも勝利したピーターは、お目付役のハッピーにこのことを伝えますが全く相手にされません。

自分のことを信用し、必要とされたいピーターの不満は募っていくばかりです。

スパイダーマンの正体がバレる!?

こっそりと窓から自分の部屋に帰宅したピーターでしたが、そこには親友のネッドが。ピーターは家で2人で遊ぶ約束を忘れていたのでした。こうしてピーターはスパイダーマンであることがネッドにバレてしまいます。このことは絶対に秘密だと約束させるピーターですが、ネッドは誰かに話したくてウズウズしていました。

後日学校で、ピーターの好きな女の子・リズがスパイダーマンの活躍について話をしていました。そしてネッドは良かれと思って、ピーターがスパイダーマンの知り合いだと大声で言いふらしてしまいます。

このことがきっかけでピーターとネッドはリズ主催のパーティーに招待されることになりました。

ヴァルチャーと対峙!そしてトニーに叱られるピーター

リズの主催するパーティーにやって来たピーターとネッドは、同級生に「知り合いならスパイダーマンを呼べよ」と煽られます。

しょうがなく外でスパイダースーツに着替えていたピーターでしたが、その時遠くで怪しい発光を目撃して現場に急行しました。

そこではトゥームスの部下が最新兵器の密売をしていました。逃走する彼らをピーターが追いかけていると、空からトゥームスがヴァルチャーのアーマーを着て登場、ピーターを掴んで上空へと連れ去ります。

部下を追うピーターに襲いかかるヴァルチャー ©︎2017 MARVEL STUDIO

そして上空から投げ飛ばされたピーター、スーツに装備されたパラシュートもうまく機能せず絶体絶命かと思われたその時。トニーの遠隔操作で飛んで来た無人のアイアンマンスーツに助けられました。

ピーターは、通信を通してトニーに最新兵器のことなどを伝えますが全く相手にされず、さらにはおとなしく街を守っていろとまで言われてしまいます。

2度目のヴァルチャーとの対峙

ヴァルチャー達の尻尾を掴みたいピーターは、トゥームスの部下に発信機を取り付けアジトを調べます。アジトの場所はワシントン、リズ達と一緒に向かう学力大会の会場の近くでした。

お目付役のハッピーにワシントンに行くことを怪しまれると思ったピーターは、スーツの発信機を外し、さらにスーツの真の機能を解放させることに成功します。

そして学力大会当日、そこにピーターの姿はなく、ピーターはこっそりと抜け出してトゥームスのあとを追っていました。

ダメージコントロールのトラックからチタウリのパーツを盗もうとしていたヴァルチャーを阻止するため、ピーターはヴァルチャーと2度目の戦闘に。しかしピーターはトラックに閉じ込められ、ヴァルチャーには逃げられてしまいます。

ヴァルチャーと3度目の対峙。

ヴァルチャーがフェリーで武器の取引をするという情報を得たピーターは、フェリーへと乗り込みヴァルチャーと3度目の戦い。

しかしフェリーの上でヴァルチャーの武器が暴発してしまい、その衝撃でフェリーは真っ二つになります!

ピーターは乗客を救うために、蜘蛛の糸を飛ばしてフェリーの崩壊を防ごうとしますがそれもほんの時間稼ぎでした。そしてもう限界かと思われたその時、アイアンマンスーツを装着したトニーが助けに飛んで来たのでした。

トニーの助けにより大勢の乗客は助けられました。しかし、ピーターの勝手な行動やヒーローとしての責任の無さに失望したトニーは、ピーターからスパイダースーツを没収してしまうのでした。

ピーターの勝手な行動を咎めるトニー。©︎2017 MARVEL STUDIO

リズの父親がまさかのヴァルチャーだった!

スーツを没収されて普通の生活を送り出したピーターは、ある日思い切ってリズをホームカミングのパーティーに誘います。するとリズからはOKの返事が!

メイ伯母さんのアドバイスを受けて準備万端のピーターは、リズを迎えに彼女の自宅に向かいます。そして玄関を開けてピーターを迎えたのはなんと、トゥームスでした!トゥームスはリズの父親だったのです。

一方的にトゥームスの正体を知るピーターは動揺を隠し切れません。そしてその動揺が伝わったことからトゥームスもピーターの正体がスパイダーマンだと気づくのでした。

リズのいないところでトゥームスは「すべて忘れて2度と邪魔するな」とピーターを脅します。

ピーターの反応から疑いだすトゥームス ©︎2017 MARVEL STUDIO

ヴァルチャーと4度目の対峙、そして決着。

トゥームスはフェリーの一件からFBIに怪しまれていて、思うように仕事ができていませんでした。そこで、トニーが引越しでアベンジャーズ・タワーから移す大量の兵器に目を付け、それを最後の仕事にしようと企みます。

アベンジャーズ・タワーから飛び立つ貨物輸送機を追うヴァルチャーでしたが、そこにまたしてもピーターが現れました。

トニーにスーツを没収されたため自作のスーツでトゥームスを追うピーター ©︎2017 MARVEL STUDIO

輸送機にしがみつきながら戦いを繰り広げるピーターとトゥームスでしたが、その戦いの衝撃で輸送機は墜落、2人はダメージを負ってなお、戦い続けました。

やがてトゥームスは、少しでも利益を得ようとトニーの兵器が入ったコンテナを盗み出そうとしますがスーツは限界を迎えていました。トゥームスはスーツの爆発に巻き込まれそうになりますが、間一髪でピーターに助けられます。

ピーターは蜘蛛の糸でトゥームスを拘束してハッピーに報告、その場を立ち去るのでした。

認められたピーター、そしてトゥームスのその後

トゥームスは逮捕され、娘のリズは転校することになってしまいます。リズへの恋が終わりを迎え、切ない気持ちのピーターでしたが、ハッピーにアベンジャーズの本部へと招待されます。

アベンジャーズ本部でピーターを迎えたトニーは、ヴァルチャーを一人で逮捕したことでピーターの実力を認め、正式にアベンジャーズにスカウトしました。

しかしヒーローとしての責任や覚悟に目覚めたピーターはそれを断り、今まで通り街を守っていくと言ったのでした。

そしてピーターが家に帰ると、トニーからハイテクのスパイダースーツがサプライズで届いていました。

一方で刑務所に服役しているトゥームスは、かつての取引相手ガーガンに会います。ガーガンはフェリーでの武器の取引の際にスパイダーマンに邪魔をされたことからFBIに捕まっていました。

このことからスパイダーマンを恨むガーガンは、スパイダーマンの正体について尋ねますが、トゥームスはこれをはぐらかすのでした。

ガーガン。原作では「スコーピオン」という敵になってスパイダーマンに立ちはだかる。©︎2017 MARVEL STUDIO

今後のために押さえておきたいポイント

・『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』以降、トニーに認めてもらいたかったピーターでしたが、ヴァルチャーの事件を経てまだまだ自分の力不足を認識したようです。トニーはピーターを認めましたが、ピーターはアベンジャーズを辞退しました。
・アベンジャーズには入りませんでしたが、ピーターの元にはトニーが作った最新のスパイダースーツが贈られました。今後の作品でピーターはこのスーツを装着して登場します。
・トゥームスとかつての取引相手のガーガンは、原作ではスパイダーマンに立ちはだかる「シニスター・シックス」という悪の集団のメンバーです。今後の「スパイダーマン」シリーズで敵として再び登場するかもしれません。
MCUの次の作品は『マイティ・ソー / バトルロイヤル』です!
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