MCUフェーズ4の開幕を飾る作品として2020年5月に公開される『ブラック・ウィドウ』は、『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ(2016)』と『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』の間を舞台にナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)の過去に迫る物語と言われています。
先日公開された予告映像の中では『アイアンマン(2008)』以前の物語も描かれる可能性も示唆されていますが、さらに先、『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』でサノスによって全生命が半分になった後の時系列についても描かれる可能性が出て来ました。
予告映像の中でナターシャが複数の偽造IDを手にしているシーンで、そこに置いてある書類の日付をよく見てみると「2021年」と書いてあることをMCU Directは指摘しています。
The date '14 January 2021' can be spotted on an official document in the new #BlackWidow trailer! This date could indicate the time period that part of the movie is set during, or it may simply be a future date with little to no meaning… pic.twitter.com/fbwj4XhyHY
— MCU Direct (@MCU_Direct) December 5, 2019
2021年は『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』から3年後、『エンドゲーム』は5年後の2023年を舞台にしているので2021年は作中では描かれていない部分です。
おそらく『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』直後の2016年か2017年あたりでナターシャはロシアに戻って妹分のイェレナやメリーナ、アレクセイ(レッド・ガーディアン)ら「家族」と再会、そして『インフィニティ・ウォー』から『エンドゲーム 』の間にナターシャはアベンジャーズの活動とは別で個人で活動していたことが描かれるのかもしれません。そこでサノスのスナップで消えていなかった「家族」とナターシャが接触する、ということは十分考えられます。
だから『エンドゲーム 』でのナターシャの髪は金髪から赤に戻ってたのか…!?
『インフィニティ・ウォー』から『エンドゲーム 』の間の空白の5年間に何が起きていたのか。かねてより噂されているワカンダ王国とネイモアの件も然り、マーベル・スタジオは今後のMCUに大きく関わる伏線を張っているに違いありません。
『ブラック・ウィドウ』は2020年5月1日公開予定