MARVEL

『ヴェノム』や『モービウス』などソニーのスパイダーマン関連作品、そのユニバースの正式名称が明らかに

この度ソニー・ピクチャーズ製作による『ヴェノム(2018)』や『モービウス』といった『スパイダーマン』のスピンオフ作品群からなるユニバースの正式名称が「ソニー・ピクチャーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクターズ(Sony Pictures Universe of Marvel Characters)」であることをソニー・ピクチャーズがスパイダーマンの公式アカウントで明らかにしました。うん、長い!



マーベル・スタジオ製作による『アイアンマン(2008)』から『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム(2019)』までの作品群をMCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)、ワーナー・ブラザーズ製作による『マン・オブ・スティール(2013)』から『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PRAY(2020)』までの作品群をDCEU(DC EXTENDED UNIVERSE)と呼ぶように、同一の世界観を共有する作品群にはそれぞれ名前が付けられています。

ソニーは2018年に公開した『ヴェノム』を皮切りに『スパイダーマン』に関連したキャラクターを主役にした作品群を製作していくことを発表、これらはこれまで「ソニー・マーベル・ユニバース(SMU)」などと呼ばれていました。ですがこれからはSPUoMCと呼ぶことに…?うん、長い!!

またソニー・ピクチャーズによれば、SPUoMCには『ヴェノム』以降の作品だけではなく、トビー・マグワイア主演による初代『スパイダーマン(2002)』シリーズやアンドリュー・ガーフィールド主演による『アメイジング・スパイダーマン(2012)』など、これまでソニー・ピクチャーズが製作してきた全ての『スパイダーマン』関連作品が含まれるとのこと。とはいえ『ヴェノム』とトビー・マグワイアの初代『スパイダーマン』シリーズの世界観が共有されているというようなことはなく、「ユニバース」という意味では『ヴェノム』以降に公開される作品のことを指すと思われます。

今後ソニーは2021年3月19日公開予定の『モービウス』や2021年6月25日公開予定の『ヴェノム』の続編『ヴェノム : レット・ゼア・ビー・カーネイジ(原題 Venom : Let There Be Carnage)』の他、2021年10月8日にタイトル未定のSPUOMC作品を公開予定。さらに「クレイヴン・ザ・ハンター」や「マダム・ウェブ」、「シルバー・セーブル」や「ブラック・キャット」といった原作『スパイダーマン』で人気のキャラクターの実写化も企画されていることが伝えられています。

また、『モービウス』の予告編でMCUとのクロスオーバーの可能性も示唆されており、その関係性と展開にも注目すべし!

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