MCUフェーズ4で公開予定の『ドクター・ストレンジ』の続編『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題 Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』は今後のMCUを語る上で超重要な作品になることが公式に発表されていますが、前作に引き続き監督を務める予定だったスコット・デリクソン監督はスタジオとの「意見の相違」から降板することに。噂では「MCU初のホラー映画」になると言われている本作に対して、デリクソン監督は本気で怖い作品にしようとしていたためだと言われています。

監督不在のまま撮影予定日が迫るなか、マーベル・スタジオは新たな監督に初代3部作の『スパイダーマン』シリーズでメガホンをとったサム・ライミ監督を起用するために現在交渉中であることが明らかになりました。Varietyが報じています。
サム・ライミ監督と言えば「史上最高のカルト映画」と言われる『死霊のはらわた(1981 : 日本公開は1985)』シリーズをはじめ、『ギフト(2000)』などホラー映画を数多く手がけてきた鬼才。『スパイダーマン(2002)』が大ヒットしたことからヒーロー映画の監督といったイメージも強いですが、本来はホラー映画出身なんです。
ヒーロー映画でありホラー映画となる本作はスコット・デリクソン監督同様に、サム・ライミ監督にはうってつけの作品ではないでしょうか。就任することになれば『スパイダーマン』ばりの大ヒット作品に仕上がることを期待したいですね。
『『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題 Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』は2021年5月7日に公開予定

source : Variety