MCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)作品『ブラックパンサー(2018)』でティ・チャラ(ブラックパンサー)役で知られるチャドウィック・ボーズマンが2020年8月28日に死亡したことが明らかになりました。43歳でした。
— Chadwick Boseman (@chadwickboseman) August 29, 2020
死因は4年前に告げられていたという大腸癌。当時ステージ3との診断を受けており、手術や化学療法など闘病生活を送りながら撮影に臨んでいました。最後は自宅にて、妻と家族に見守られながらこの世を去ったそうです。
ボーズマンは『ブラックパンサー』や『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー(2018)』といったマーベル映画のみならず、『42 ~世界を変えた男~(2013)』のジャッキー・ロビンソン役、『ジェームズ・ブラウン~最高の魂を持つ男~(2014)』のジェームズ・ブラウン役など実在した偉人を演じ一躍有名になりました。そしてスパイク・リー監督によるNetflix映画『ザ・ファイブ・ブラッズ(2020)』が最後の出演作となりました。
今年の6月に投稿された映像には激痩せしたボーズマンの姿が映っており、それが役作りのためなのか、はたまた何かの病気によるものなのかとファンの間では心配の声も上がっていました。今となってはどうやらそれは闘病生活によるものだったようです…
今後ボーズマンが出演予定とされていた『Yasuke』や『ブラックパンサー』の続編などがどうなるのか。そちらにも注目していきたいところ。
とにかくあまりにも突然の若すぎる死に、驚きと悲しみと困惑が一気にやってきました…そして皮肉にも8月28日はブラックパンサーの生みの親ジャック・カービーの命日でもあります…ご冥福をお祈りいたします。多くの素晴らしい作品をありがとうございました。