「世界で最も売れている映画シリーズ」MCU(MARVEL Cinematic Universe)を手がけるマーベル・スタジオは、今年からディズニーによるストリーミングサービス「Disney+」にてドラマ作品を展開します。ディズニーのCEOボブ・アイガー氏は2月4日に行われた投資家向けの収支報告会の中で、まだ未発表のドラマ作品が2作品あることを明らかにしました。
スター・ウォーズ初のテレビドラマ作品『マンダロリアン』や実写版『わんわん物語(原題 Lady and the Tramp)』といった話題作を独占配信しており、さらに今年から期待のMCUドラマ作品『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』『ワンダヴィジョン』『ロキ』の配信が控えているDisney+。ボブ・アイガー氏は報告会の中で「開発や準備中の段階を含めてマーベル・シリーズはあと7作品あります」とコメントしたそうです。
すでに配信が決まっている『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』『ワンダヴィジョン』『ロキ』を除いて、現時点で発表されているMCUドラマ作品は『What If…?』『シーハルク』『ミズ・マーベル』『ムーンナイト』そして無期限の延期状態になっている『ホークアイ』の5作品。つまりあと2作品の未発表作品が存在することになります。
この未発表の2作品とは一体何なのか…?アイアンマンの跡を継ぐ少女『アイアンハート』やヴィランチームの結成を描く『サンダーボルツ』、若い世代のヒーロー達による『ヤング・アベンジャーズ』やスクラル人との戦争を描く原作コミックでも人気の『シークレット・インベージョン』といった噂がありますが、真偽は定かではありません。
またIlluminerdiによると、『ミズ・マーベル』の撮影は2020年の8月から開始され、カマラ・カーン(ミズ・マーベル)を演じるキャストは2021年の6月まで撮影が続くと報じられています。ただドラマ自体の撮影は4ヶ月で終わるとのことから、残りの8ヶ月間はカマラ・カーンが他の作品に登場するシーンを撮るということではないでしょうか。
カマラ・カーンはキャプテン・マーベルに憧れていたマーベル初のイスラム教徒のヒーロー。2022年の公開を目指す『キャプテン・マーベル2』でクロスオーバーが実現するかもしれません。
source : Screen Rant , The Illuminerdi