いよいよ今週末に開催が迫ったアメリカ最大のコミックイベントSDCC(San Diego Comic Con)2019。ここでは映画の製作会社が新たな発表を行う場所としても有名です。今年MARVEL STUDIOSはこのSDCCで最も大きなホールHでプレゼンをすることが予定されており、『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム』以降明らかになっていないMCUフェーズ4について発表されるのではないかと予想されています。
Disney CEOのボブ・アイガー氏もMCUの今後については「夏以降に明らかになる」とコメントしており、ますますその発表内容に期待が高まるところです。
本記事ではSDCCでMARVEL STUDIOSが発表する内容、してほしい内容をまとめています。
ブラック・ウィドウ
最も発表される可能性が高いのがブラック・ウィドウの初単独作品『ブラック・ウィドウ』。まだ正式に発表されていないにも関わらず撮影はすでに始まっています。SDCCで『ブラック・ウィドウ』のキャストがホールHに登場するかはわかりませんが、正式なタイトルロゴや独占映像のようなものが公開されるかもしれません。
エターナルズ
次に発表される可能性が高いのが『エターナルズ』だと予想しています。こちらもキャストが登場するかはわかりませんが、少なくともキャストの発表はあるんじゃないかと思います。『エターナルズ』はまだ撮影は始まっていないようですが、キャスティングにはこれまでにアンジェリーナ・ジョリー、クメイル・ナンジアニ、サマル・ハエック、ミリー・ボビー・ブラウンらの名前が挙がっています。
シャン・チー
MARVEL初のアジア人ヒーロー『シャン・チー』も、まだ正式発表はないものの、デスティン・ダニエル・クリットンが監督を務めることが決まっています。キャスティングには様々な噂がありますが、こちらもSDCCで明らかになるかもしれません。『シャン・チー』はオーストラリアでの撮影が予定されています。
ブラックパンサー2
前作の『ブラックパンサー』の世界的な評価を考えると続編の製作は当然の流れのようにも思えますが、どうやら2022年までに公開されるそうです。そのコンセプトアートや正式なタイトル、公開予定日について何か発表があるかもしれません。
ドクター・ストレンジ2
前作『ドクター・ストレンジ』のラストでモルドが魔術師を抹殺すると決めたことから、続編が作られることはほぼ決まっていました。ウォン役のベネディクト・ウォンは2020年に撮影が始まる可能性があると言及、再び監督を務めるスコット・デリクソンも、次に登場するヴィランについて示唆しています。
ノヴァ
MARVEL STUDIOS代表のケヴィン・ファイギ氏が「今すぐにでも映画化したいキャラクター」と語ったノヴァが正式に紹介されるかもしれません。ただ個人的には「ノヴァ」は単独映画でデビューするのではなくと『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』に登場するのではないかと予想しています。
ファンタスティック・フォー
20世紀フォックスが所有していたキャラクターの中で最初にMARVEL STUDIOSが映像化するなら『ファンタスティック・フォー』だと思います。ですがケヴィン・ファイギ氏も「フォックスのキャラクターをMCUに参入させるにはまだ時間がかかる」と語っていたことから、公開予定日などはまだ発表されないでしょう。ですが『X-MEN』などのフォックスのキャラクターに関する何かしらの発表があるかもしれません。
Disney +
ディズニーのストリーミングサービス「Disney +」のサービス開始も近くなってきているので『ロキ』や『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』に関する情報を公開するかもしれません。ただ8月にディズニーのファンイベント「D23 EXPO」もあるので「Disney +」に関してはそっちで発表される可能性もあります。