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『ハンガー・ゲーム』前日譚を描く最新作が企画進行中 ー 64年前が舞台、「ハンガー・ゲーム」の原点を描く

ジェニファー・ローレンス主演の世界的大ヒット映画『ハンガー・ゲーム』シリーズの最新作が現在製作中であることをLionsgateが正式に発表しました。The Hollywood Reporterが報じています。

スーザン・コリンズ原作小説を映画化した『ハンガー・ゲーム』は文明崩壊後、独裁国家「パネム」にて、ランダムに選ばれた12~18歳の国民24人が、国中にテレビ中継される中で最後の一人になるまで殺し合わねばならないというストーリー。原作小説は全部で3部作、映画はそれを元にこれまで4作が公開されており、「ハリウッド版バトル・ロワイヤル」とも言えるそのスリリングな設定に世界中に多くのファンがいます。



去年、原作者のスーザン・コリンズは2020年5月19日に最新作「The Ballad of Songbirds and Snakes」を刊行することを発表、『ハンガー・ゲーム』第1作から64年前を描く前日譚となることが明らかにされていました。人々が「ダーク・デイズ」と呼ばれる反乱を起こし「ハンガー・ゲーム」が起きるようになった原点を描くと言われており、現在製作中のシリーズ最新作はこの前日譚小説を元に映画化されると伝えられています。また、これまでのシリーズでキーファー・サザーランドが演じたコリオラヌス・スノー大統領の若かりし頃を描くとも言われています。

『ハンガー・ゲーム2(2013)』『ハンガー・ゲーム FINAL : レジスタンス(2013、日本では2014)』『ハンガー・ゲーム FINAL : レボリューション(2015)』を指揮してきたフランシス・ローレンスが監督を続投し、脚本は『スター・ウォーズ / フォースの覚醒(2015)』や『トイ・ストーリー3(2010)』、『リトル・ミス・サンシャイン(2006)』のマイケル・アーントが執筆を担当。原作者のスーザン・コリンズはエグゼクティブプロデユーサーを務めます。

公開予定日やキャストについては現時点では不明、原作小説を忠実に再現するのであればシリーズを通して主人公カットニスを演じたジェニファー・ローレンスは出演しないことになりそうです。

なおLionsgateのジョー・ドレイク氏は「スーザンの新刊は一見の価値があります。『ハンガー・ゲーム』のファンが期待しているすべてを提供できると共に、作品の新たな一面と新たなキャラクターを紹介できると思います」とコメントしています。

source : The Hollywood Reporter

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