MCUフェーズ4の作品について明らかになったSDCC 2019、世界中が興奮したあの発表から約1ヶ月が経ちました。MCUフェーズ4最初の作品として来年公開される『ブラック・ウィドウ』からフェーズ4を締めくくる『マイティ・ソー / ラブ・アンド・サンダー』まで映画作品と「Disney +」作品合わせて10作品が発表され、多くのファンが心待ちにしています。
そして今月8月23日〜25日にカリフォルニア州アナハイムで行われるディズニーによるファンイベント「D23 EXPO 2019」では、MARVEL STUDIOSが今後のMCUについてさらに何かを発表する可能性があります。
最も可能性が高いのは、今年の11月からスタートするストリーミングサービス「Disney +」に関する詳細についての発表だと思いますが、SDCCでMARVEL STUDIOS代表のケヴィン・ファイギ氏が「時間がない」と言って説明できなかった『ファンタスティック・フォー』や『ブラックパンサー2』といったMCUフェーズ5の作品についてもこの機会に発表されるかもしれません。
本記事では、もし「D23 Expo 2019」でMCUフェーズ5が発表されるとしたら、という希望を込めたラインナップを予想してみました!
『ブレイド』
SDCC 2019で発表された最も大きなサプライズだったのがこのブレイドの発表でした。ウェズリー・スナイプス主演でこれまで公開されていた『ブレイド』が、まさかマハーシャラ・アリ主演でリブートされてMCUに組み込まれるとは思ってもいませんでしたから。
現段階で『ブレイド』に関してはマハーシャラ・アリ主演ということ以外、監督も作家も決まっていません。公開日も発表されていませんが、他の作品がすでに開発段階にあることから2023年あたりに公開されるのではないでしょうか。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』
ジェームズ・ガン監督の解雇問題でしばらく開発期間が無期限に延長されていた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』。さらにガン監督がDC映画『The Suiside Squad』を製作していることから撮影は2020年後半から開始され、公開は2022年になるものだと思われます。
『キャプテン・マーベル2』
SDCC 2019でMARVEL STUDIOS代表のケヴィン・ファイギ氏の口からはっきりとその存在が明らかになった『キャプテン・マーベル2』。詳細についてはまだ何も明らかになっていませんが、前作が10億ドルを超える興行収入を記録したことから、監督のアンナ・ボーデンと作家のライアン・フレックは続投するんじゃないかと思います。
前作『キャプテン・マーベル』から『アベンジャーズ / エンドゲーム』の間の話が語られるのか、それとも『アベンジャーズ / エンドゲーム』以降の話が語られるのか…
『ブラックパンサー2』
前作で監督・脚本を務めたライアン・クーグラーが現在続編のための脚本を手がけているという噂があり、引き続き監督と脚本を務めるものと思われます。
前作『ブラックパンサー』は世界興行収入13億5000万ドルを記録しており、MCU作品の中ではトップクラスに評価も高い作品です。
『ファンタスティック・フォー』
20世紀フォックスを買収したディズニー(MARVEL STUDIOS)ですが、それまで20世紀フォックスが所有していた作品の中で最初に手がける作品が『ファンタスティック・フォー』になると思われます。
2015年にリブートされた『ファンタスティック・フォー』はかなりの酷評でしたが、MCU版『ファンタスティック・フォー』には期待したいところ。
『X-MEN』
『ファンタスティック・フォー』と同じくもともと20世紀フォックスに所有権のあった『X-MEN』シリーズですが、ケヴィン・ファイギ氏が「まだ時間がかかる」と言っていたことからMCUに登場するのはフェーズ5よりもまだ先のことかもしれません。
僕を含めファンの多くはウルヴァリンはサイクロプスなどのメジャーなキャラクターの登場を期待していますが、ケヴィン・ファイギ氏によれば「これまでとは全く異なる」そうで、もしかしたら日本ではあまり馴染みのないキャラクターが登場するのかもしれません。例えば宇宙海賊スタージャマーあたりとか…