スパイダーマンのある意味宿敵とも言えるキャラクター、デイリー・ビューグル編集長J・J・ジェイムソン。サム・ライミ版『スパイダーマン』3部作、そしてMCU版『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム(2019)』にてジェイムソンを演じたJ・K・シモンズは次のジェイムソンの撮影をすでに終えていることを明らかにしました。
SiriusXMのThe Jess Cagle Showに出演したシモンズは、「私たちは映画館が再開したら、そのうち皆さんが映画館に戻ってきてくれると考えています。もしそうでなければ、家のテレビでお会いすることになるでしょう。」と作品に登場することを示唆したうえで「聞いたところによれば(J・J・ジェイムソンは)もう一回登場する予定があるみたいです」とも語っています。
シモンズ演じるジェイムソンは『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』ラストシーンにて、デイリー・ビューグルのニュースを読む姿でサプライズ登場。サム・ライミ版と変わらずスパイダーマンを激しく”口撃”していました。
先日シモンズは『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム』以降の再出演の可能性について「1作目(『ファー・フロム・ホーム』)の出演契約の際、続編2本分についてもサインしたんです。」とコメント、一方で契約上必ずしも登場することが確約されているわけではないということも明かしていました。ですが今回のシモンズの発言によれば、どうやらジェイムソンが再登場するのは確定のようです。
ただ、ジェイムソンが何の作品で再登場することになるのかまでは明かされていません。普通ならMCU版『スパイダーマン3(仮題)』に登場すると考えるのが妥当なところですが、『スパイダーマン3』を含むMCUフェーズ4作品は新型コロナウイルスの影響を受けて全作品の公開延期が発表されており、『スパイダーマン3』は撮影すらまだ始まっていないのです。
撮影がすでに始まっていて、さらにジェイムソンが出演しそうな作品といえばSPUoMC作品『モービウス』ではないでしょうか。公開された予告映像では『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム』の後を思わせる世界観が描かれており、『スパイダーマン : ホームカミング』でスパイダーマンを苦しめたマイケル・キートン演じるエイドリアン・トゥームス(ヴァルチャー)もサプライズで登場、ソニーとマーベル・スタジオのクロスオーバーの実現を示唆する内容となっていました。
とはいえ、ジェイムソンが前作通りメディア上でニュースを読み上げるだけの出演となるならリモートで撮影できた可能性もあります。『スパイダーマン3』のために事前に撮影したのか、あるいは撮影が中断されていた『ヴェノム : レット・ゼア・ビー・カーネイジ(原題 Venom: Let There Be Carnage)』に加えるのか。どの作品にせよスパイダーマンを”口撃”するジェイムソンの姿をまた見られることは嬉しいニュースですね。
source : SiriusXM