クリスマスの季節になると必ずと言ってもいいほど耳にするマライア・キャリーの『恋人たちのクリスマス(原題 All I Want For Christmas Is You)』。イントロのオルゴールの音を聴くだけで「あ、もうそんな季節か」と思わされるド定番ソングです。
中国の携帯電話会社Huaweiが、新商品となるワイヤレスイヤフォン「FreeBuds」の発売を機に「クリスマスシーズンに聴きたくない曲」というアンケートを実施、結果イギリス国民の間では「最もイライラするクリスマスソング」の1位に選ばれたことがイギリスのメディアEvening Standardによって報じられました。
「イギリス人が最もイライラするクリスマスソング」の調査結果は以下の通り。
1位 マライア・キャリー / 『恋人たちのクリスマス』
2位 バンド・エイド / 『Do They Know It’s Christmas』
3位 ウィザード / 『I Wish It Could Be Christmas Everyday』
4位 スレイド / 『Merry Christmas Everybody』
5位 ワム! / 『ラスト・クリスマス』
6位 ザ・ポーグス / 『Fairytale of New York』
7位 トム・ジョーンズ & ケリス・マシューズ / 『Baby It’s Cold Outside』
8位 ジャクソン5 / 『Santa Claus is Coming to Town』
9位 アーサー・キット / 『Santa Baby』
10位 アンドリューズ・シスターズ / 『Jingle Bells』
日本人には馴染みのない楽曲もいくつかランクインしていますが、ワム!の『ラスト・クリスマス』なんかは日本でも山下達郎ばりに人気ではないでしょうか。
とは言え、これらのランキングは言い換えればそれだけ人気があるということです。マライア・キャリーの『恋人たちのクリスマス』はアメリカでは史上初のクリスマスソングとしてデジタルセールス200万件を超える大ヒットを記録し続けており、Billboardによると「過去60年で最も高いチャートを記録したクリスマス・ソング」として正式に認められています。
そしてマライア・キャリーは発表から25年経った今年、『恋人たちのクリスマス』の新たなミュージック・ビデオを公開。彼女の双子の子供モロッカン君とモンローちゃんも登場しています。
source : Evening Standard , Billboard