『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム』によってMCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)のインフィニティ・サーガはその幕を降ろしました。ですが、新たに発表されたフェーズ4では新たな物語が映画だけでなく、テレビとも繋がってMCUの世界はますます拡大していきます。
噂によると、ディズニーが新たに開始するサービス「Disney +」で配信予定のフェーズ4作品『ロキ』も、同じくMCUフェーズ4の作品『Thor : Love and Thunder』に繋がるとのことです。
『アベンジャーズ / エンドゲーム』でトニー達はスペース・ストーン、マインド・ストーン、タイム・ストーンを回収するために2012年のニューヨークにタイムトラベルしました。しかしトニーは失敗、ロキはスペース・ストーンを盗んで逃げてしまいます。この行動によって新たなタイムラインが生まれ、「Disney +」での『ロキ』はこの逃げたロキを主役にしたシリーズになります。
Fandomwireによると、この『ロキ』は、スペース・ストーンの力を使って、タイムトラベルをして『Thor : Love and Thunder』に間に合うようにメインのタイムラインに戻ってくるそうです。ただスペース・ストーン1つだけでどのようにタイムトラベルが可能になるのかは不明です。
『Thor : Love and Thunder』はソーの元カノ、ジェーンが「雷の女神」として登場することがタイカ・ワイティティ監督本人の口から語られていますが、雷神の証ともいえるハンマー「ムジョルニア」は『マイティ・ソー / バトルロイヤル』でヘラに破壊されてしまいました。『アベンジャーズ / エンドゲーム』で手に入れたムジョルニアはキャプテン・アメリカが持って行ったまま、その行方はわかっていません。
噂によると『ロキ』のラストで、ムジョルニアもタイムトラベルを介してロキと一緒にメインのタイムラインに戻ってくるようです。そしてこれがきっかけでジェーンはムジョルニアの力で「Mighty Thor」になるのだとか。
ロキを演じるトム・ヒドルストンによると『ロキ』は2020年初頭に撮影を開始するようで、配信は2021年の春に予定されています。『Thor : Love and Thunder』の公開が2021年11月5日に予定されているので、『ロキ』がそのまま『Thor : Love and Thunder』に繋がるのは明らかですね。
他にもワンダ(スカーレット・ウィッチ)が『Doctor Strange in the Multiverse of Madness』に登場することも発表されています。
「これらのエピソードは、とても大々的に映画と関係していきます。」「彼らはそれぞれのイベント・シリーズの中で変化し、進化し、成長する。そうした変化が、次に映画に登場する際に反映されるんです。」とDisney +と映画作品の関係性がかなり重要になってくることを語ったMARVEL STUDIOS代表のケヴィン・ファイギ氏。
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source : Fandomwire