先日のSDCC 2019でMARVEL STUDIOSは『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム』以降、未発表だったMCUフェーズ4について公式に発表しました。
『エターナルズ』や『シャン・チー』といった新たなヒーローに加えて、「Disney +」でのドラマシリーズや既存ヒーローの続編など内容は盛りだくさんでしたが、なかでも先日製作が決定したばかりの『ソー』4作目の正式なタイトルの発表、そしてソーの「元カノ」ジェーンがヒーローとして再登場するというのはファンに大きな衝撃を与えたニュースの一つでした。
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『マイティ・ソー : バトルロイヤル』から引き続き監督を務めるタイカ・ワイティティ監督は、Twitterでジェーンが扮する新たなヒーローを「Female Thor」と呼んだファンに対して以下のようにコメント。
Correction. She's called Mighty Thor.
— Taika Waititi (@TaikaWaititi) July 21, 2019
「訂正します。彼女は”マイティ・ソー”と呼ばれています。」
『マイティ・ソー』シリーズは邦題でこそ『マイティ・ソー』ですが、原題での表記は全て『THOR』。タイカ・ワイティティ監督が指揮をとる今作『ラブ・アンド・サンダー』で初めて「マイティ・ソー」という呼び名が使われることになります。
ジェイソン・アーロン原作のコミック「The Mighty Thor(2015〜)」ではジェーンが唯一無二の「マイティ・ソー」として描かれており、タイカ・ワイティティ監督はこの「The Mighty Thor」のストーリーラインから要素を借りているとのこと。
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ナタリー・ポートマンが演じるジェーンは『マイティ・ソー / ダーク・ワールド(2014)』を最後に登場していません。(『アベンジャーズ / エンドゲーム』でロケットがジェーンからエーテルを奪うシーンは『マイティ・ソー / ダーク・ワールド』で使われなかった未使用シーンを再利用したもの)
ヴァルキリー役のテッサ・トンプソンはSDCCで「ヴァルキリーは新たなアスガルドの王としてまずは新たな”女王”を見つけないと」と発言しています。「マイティ・ソー」となったジェーンがアスガルドの女王になるのでしょうか。そしてジェーンはどのような経緯で新たなソーになるのでしょうか?
『Thor / Love and Thunder(邦題未定)』は2021年11月5日に公開予定
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