以前僕が考察したウルヴァリン登場説に関するコチラの記事はお読みいただけたでしょうか?コチラではサノスの武器とウルヴァリンの関係について考察していました。
現在アメリカでデジタル配信中の『アベンジャーズ / エンドゲーム』に含まれている、監督のジョー&アンソニー ルッソ、そして作家のクリストファー・マルクス、ステファン・マクフィーリーによる解説トラックのなかで、サノスの武器が地球最強の金属ヴィヴラニウムよりも硬い金属であることが明らかになりました。
「ヴィヴラニウムは地球上で最も強い物質ですが、サノスの武器はそれよりも強い。」
「サノスは明らかにエイトリのことを知っていたからね」
「エイトリがサノスの武器を作ったのかもしれない」
MARVEL COMICSの世界にはヴィヴラニウムより硬い物質としてアダマンチウムが存在します。それはヴィヴラニウムと違って天然ではなく合金で、ウルヴァリンは人体実験によってアダマンチウムを骨格に組み込まれています。
惑星ニダベリアのドワーフ族であるエイトリは、ソーのハンマーやストームブレイカー、サノスのインフィニティ・ガントレットなど多くの強力な武器を作ってきました。エイトリがアダマンチウムの存在を知っていてもおかしくはありません。
ちなみにソーのハンマーは「ウル」という金属で出来ており、『アベンジャーズ』でキャプテン・アメリカの盾にぶつけて衝撃波を起こすという使い方をした後どちらも無傷だったことから、この「ウル」と「ヴィヴラニウム」の硬度は同じぐらいなのではないかと思います。
トニーのスナップでサノス達が消滅した後、サノスの武器も一緒に消えてしまったのかどうかは明らかになっていません。もし消えていなかったとしたら、まだ戦いの跡地にひっそりと残っている可能性もあります。それがマンダリンやノーマン・オズボーンといったテクノロジーに興味のある悪人の手に渡ったら…ウエポンX計画を始動してウルヴァリンのようなミュータントを生み出すのかもしれません。
MARVEL STUDIOS代表のケヴィン・ファイギ氏はMCU版『X-MEN』については「これまでのアプローチと全く異なる」ことを示唆していました。MCUでウルヴァリンは敵として登場する可能性もあるかも!?