『スター・ウォーズ』シリーズ初のテレビドラマシリーズとして「Disney +」で独占配信中の『マンダロリアン』。その最終話も先日配信され、その完成度の高さが多くのファンから好評を得ている本作ですが、作中を通して登場する重要キャラクター「ベビー・ヨーダ(ザ・チャイルド)」の人気ぶりも話題になっています。
その愛くるしい姿から早くも『スター・ウォーズ』サーガの新たなマスコットキャラクターとなりつつあるベビー・ヨーダですが、実は撮影中に面白いエピソードがあったようです。『マンダロリアン』シーズン1の最終話でトルーパー役を演じたアダム・パリーは、TVLineにてそのエピソードを語っています。
それはアダム・パリー演じるトルーパーがベビー・ヨーダを奪ってバッグの中にしまうシーンのこと。そこでパリーはバッグの中のベビー・ヨーダを叩くのですが、その時製作総指揮のジョン・ファヴローから驚きの一言があったと言います。
「(ベビー・ヨーダを)パンチする最初のテイクで、カットがかかった時にモニター室から見ていたジョンが僕のところに来てこう言いました。“知っておいて欲しいんだけど、こいつはメイン用の人形で、お金がかかってるんだ。500万ドル(約5億5000万円)ぐらいかな。叩いて欲しいんだけど、一応それだけ知っておいてくれ”って。」
あの可愛い見た目に反して、製作にかけられた費用は全然可愛くないベビー・ヨーダ。ジョン・ファヴローの遠回しの脅しとも取れる言葉を聞いたパリーは
「いや〜3回ぐらいミスしてしまいましたね。メチャクチャ緊張してしまいましたから。」
『スター・ウォーズ』シリーズ実写ドラマ『マンダロリアン』は「Disney +」で独占配信中
source : TVLine