MCUフェーズ4の幕開けを飾るマーベル・スタジオ最新作『ブラック・ウィドウ』の最新予告映像が公開されました。
この新たな予告映像では『ブラック・ウィドウ』のメインヴィランである「タスクマスター」の詳細がより明らかにされています。
キャプテン・アメリカを思わせる盾の使い方、ブラックパンサーのような爪を使った格闘スタイル、ホークアイそっくりな弓使いを見せたかと思えば刀まで扱えるマルチな才能。その正体は謎に包まれたままです。
そしてその正体を読み解くのはナターシャの妹分エレーナの「奴の名はタスクマスター。レッドルームの支配者でみんな操られてる。」というセリフ。つまりナターシャ達が過去に訓練を受けてきたレッドルームを支配して新たな「ブラック・ウィドウ」達を育成しているということです。
2016年に刊行された原作『Black Widow #1』ではレッドルームの「女性校長」が登場しました。この女性校長には娘がいて、その娘も凄腕の暗殺者でした。やがて校長と娘は、より残忍な暗殺者を育てるため「ダークルーム」を設立しました。その後校長はナターシャによって殺され、娘が新たな校長となってナターシャへ復讐することを誓います。
映画『ブラック・ウィドウ』にはドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語(2017~)』のO.T.ファグベンルがメイソンという役でキャスティングされており、ポスターにも名前が載っているのでそれなりに主要なキャラクターを演じているはずですが、これまで予告映像にファグベンルは1度も登場していません。なのでタスクマスターの正体はファグベンル演じるメイソンである可能性は高いと思います。
ですが『ブラック・ウィドウ』には実はほとんど知られていないキャスティングがあります。それはドラマ『Joe All Alone(2018~)』に出演したリアニ・サミュエルが「アーニャ」という役で出演しているということです。
リアニ・サミュエルはファグベンルと同じく黒人系の女の子。ハッキリとはわかりませんが最新予告映像ではリアニ・サミュエルらしき少女がレッドルームで訓練をしている様子が映っています。
もし『ブラック・ウィドウ』が原作コミックと同じ流れを汲むのであれば、ファグベンル演じるメイソン(タスクマスター)がナターシャに倒された後、娘のアーニャがナターシャへ復讐するため動くのではないでしょうか。そしてアーニャが第2のタスクマスターになる?いや、もしかすると予告に出てくるタスクマスターの中はすでにアーニャなのかも…?
ちなみにタスクマスターがなぜ刀を扱うのかはわかりませんが、僕はデッドプールをコピーしていたとしたら面白いんじゃないかと思っています。
『ブラック・ウィドウ』は2020年5月1日に日米同時公開予定