現在MCU(MARVEL Cinematic Universe)でピーター・パーカー(スパイダーマン)を演じているのはトム・ホランドですが、それまではトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドが演じていたのはみなさんご存知の通り。
中でもアンドリュー・ガーフィールドが主演を務めた『アメイジング・スパイダーマン(2012)』シリーズは2作目まで公開されたものの、興行成績が奮わず物語半ばにして製作中止となってしまった不名誉なシリーズです。ちなみに『アメイジング・スパイダーマン』シリーズは4作目まで計画されていました。個人的にはトビー・マグワイア版の方が好きでしたが、製作中止になるほどつまらない映画にも感じてなかったんですけどね。
そんなアンドリュー・ガーフィールド、ある情報筋によるとソニーが計画していると噂の実写版『スパイダーバース』への出演のために現在話し合いが行われていると言われています。
『スパイダーマン : スパイダーバース』は2018年(日本公開は2019年)に公開されたスパイダーマン映画初のアニメ作品で、スパイダーマンとして活躍する高校生マイルス・モラレスの住む世界に別の次元から様々なスパイダーマンがやって来る物語。『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム』の公開前は、『スパイダーバース』のようにマルチバースを通ってトビー・マグワイアやアンドリュー・ガーフィールドら歴代のスパイダーマンが登場するのではないかという推測もありました。
去年の8月、ディズニーとソニー間がスパイダーマンの権利を巡って対立、MCU版スパイダーマンを演じるトム・ホランド本人の尽力によって両社は無事再契約する運びとなりましたが、もしこの契約が結ばれなかったとしてもスパイダーマンの権利を有するソニーには、「MCUを離脱しても問題ないぐらい素晴らしいアイデアがあった」ことも語られています。そのアイデアが実写版『スパイダーバース』に関するものなのかはわかりませんが、先代のスパイダーマンとトム・ホランド版スパイダーマンが共演するとなれば、それは間違いなく素晴らしいアイデアです。
また、ソニーは2021年の10月8日に『ヴェノム』『モービウス』に続く新たなマーベル作品を公開することを発表しました。気になるのがそれがMCU版『スパイダーマン』の3作目が公開される2021年7月16日のわずか3ヶ月後に公開されるというところです。
MCUとソニーのクロスオーバーが実現する運びとなれば、間違いなく『スパイダーマン3(仮題)』からの流れを踏まえた作品となるはず。まさかそこで実写版『スパイダーバース』を持ってくるのかも!?
トム・ホランドは「彼ら(トビー・マグワイアやアンドリュー・ガーフィールド)との共演を望んでいますよ。だってそれが実現したとしたら本当にクールじゃないですか。あとは彼ら次第だと思います。」と実現に前向きな姿勢を示しています。
ソニー・スパイダーマン・ユニバース作品『モービウス』は2020年7月31日に公開予定、『ヴェノム2』は2020年10月2日に公開予定
MCU作品『スパイダーマン3(仮題)』は2021年7月16日公開予定