MCU(MARVEL Cinematic Universe)は『アベンジャーズ / エンドゲーム(2019)』によって大きな展開を迎えました。トニー・スターク(アイアンマン)やスティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)、ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)といった、これまで中核を担ってきたキャラクターが多く卒業することになったからです。
MCUフェーズ4で公開予定の『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題 Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』はドクター・ストレンジがマルチバース、つまり他の多元宇宙を旅する内容になると言われています。
多元宇宙とは別の言い方をすれば代替現実。他の世界に別の自分がいるという考え方です。アニメ映画『スパイダーマン : スパイダーバース(2019)』では複数の次元に存在する様々なスパイダーマンがマイルス・モラレスの住む世界に登場するという内容が描かれていました。
ある情報筋によると『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』では、ストレンジが多元宇宙を移動する中でこれまで登場してきたアベンジャーズのメンバーの別バージョンと出会うと言われており、そこは”アベンジャーズが悪”という世界かもしれないとのこと。
また、現在の脚本にはキャプテン・アメリカのカメオ出演が含まれていると言われていますが、もし実現するとしたらストレンジと敵対するキャプテン・アメリカとして登場するかもしれません。
ただ、これまで『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』の脚本はジェイド・ハレー・バートレットが手がけていましたが、監督を務めるはずだったスコット・デリクソン監督が先日降板したことがきっかけで、新たに『ロキ』でショーランナーを務めるマイケル・ウェルドロンが脚本を校正すると報じられています。なので新たに脚本が書き直されることで内容が変更される可能性はあります。
あとはキャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスのモチベーション次第!?
source : Collider