新型コロナウイルスの影響により『ブラック・ウィドウ』から始まるMCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)フェーズ4の公開が遅れているマーベル・スタジオですが、その後のフェーズ5以降についてもMCU版『X-MEN』や『ファンタスティック・フォー』の登場など、すでにいくつかの構想は固まっていることがこれまで伝えられています。
The Illuminerdiによれば、マーベル・スタジオが原作コミックで登場したヒーローチーム「イルミナティ」を基にしたプロジェクトの開発初期段階にあるとのこと。現時点で確認されているのは、マーベル・スタジオ代表のケビン・ファイギ氏がこのプロジェクトのプロデューサーとしてリストアップされていること、そしてプロジェクトの現在のタイトルが「Marvel’s Illuminati」であることのみ。監督や脚本、そしてこのプロジェクトが映画なのか、Disney+で配信される作品なのかは明らかになっていないようです。
「イルミナティ」は2005年にマーベル・コミック「ニューアベンジャーズ」で初めて登場したヒーローチーム。地球を舞台に繰り広げられたクリー / スクラル戦争をきっかけに、トニー・スターク(アイアンマン)はスーパーヒーローの代表者たちに声をかけます。メンバーにはドクター・ストレンジ、「X-MEN」を代表するプロフェッサーX、「ファンタスティック・フォー」を代表するリード・リチャーズ(Mr.ファンタスティック)、「インヒューマンズ」を代表するブラック・ボルト、海底王国アトランティスの王ネイモアといった実力者たちが名を連ねています。
イルミナティはスクラル人への警告のほか、ラスベガスを破壊したハルクを宇宙へ追放するなどマーベル・コミックにおいても重要な作品の一つ。最大の疑問は現時点のMCUにおいてトニー・スタークはもう他界しているということですが、もしイルミナティの物語を組み込むことになるとすればいったいどのような形になるのでしょうか。
source : The Illuminerdi