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『マイティ・ソー / ラブ・アンド・サンダー』監督がコンセプトアートや興味深い最新情報を公開 ー 「前作が無難に感じるような出来」

マイティ・ソー / バトルロイヤル(2017)』を手がけ、シリーズ最新作『マイティ・ソー / ラブ・アンド・サンダー』の脚本・監督を続投するタイカ・ワイティティ監督が2020年4月9日、『マイティ・ソー / バトルロイヤル』をファンと一緒にInstagramライブで視聴するという企画を実施しました。その中ではファンから『マイティ・ソー / ラブ・アンド・サンダー』に関する質問が寄せられ、ワイティティ監督は興味深い情報をいくつも残しています。



ワイティティ監督は自身が手がけた『ラブ・アンド・サンダー』の脚本について「これ以上ないぐらい、”限界を超えた脚本”になっています。(前作の)『マイティ・ソー / バトルロイヤル』が無難に感じるほどです。例えばその辺の10歳の子供達に対して”どんな映画にしたい?”って聞いた結果、その答え全てに”OK”と答えたようなそんな映画ですよ。」と、ワイティティワールド全開の内容になることを明らかにしました。さらにワイティティ監督は「スペース・シャークについて調べてみてください。映画のことについてわかるかもしれませんね。」とヒントを残しています。

スペース・シャークとは、原作コミックに登場したその名の通り宇宙を高速で泳ぐ巨大サメです。ブルードという種族のエイリアンが武器や乗り物として使用していました。

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また、ファンの間で噂になっていたいくつかの疑問についても、ワイティティ監督は可能な範囲で答えています。

ベータ・レイ・ビル登場の噂については「どう答えていいかわからないけど…僕も大好きなキャラクターで、映画に出演させたいとは思っているんですが、今のところはわかりませんね。」と答え、『エンドゲーム』で太ってしまったソーが登場するのかという質問に対しては「まだ考えている最中ですが、僕の中ではもう終わった話だと思ってます。」と答えています。シルバーサーファーが登場するのかという質問に対しても「ノー」とその噂を否定しました。



さらにワイティティ監督は『ラブ・アンド・サンダー』に関するコンセプトアートを公開、それは『アベンジャーズ / エンドゲーム』でも紹介された「ニュー・アスガルド」の風景やワイティティ監督演じるコーグの相方ミークの新たなコスチュームでした。

戦闘用のスーツのようなものを着用したバージョンと女性用のスーツを着たバージョンのミーク。昆虫のような外見のミークが女性用スーツを着るというのは一体どんなシチュエーションなのか…ワイティティ監督の言う通り「限界を超えた」映画になりそうな気がしてなりません。

かねてよりワイティティ監督は、作中で自身が演じるコーグが大きな役割を果たすことを明らかにしており、今回も「コーグがどこから来て、彼の種族であるクロナンズの背景などについても描きますよ。」と改めてコーグと言うキャラクターを深掘りしていくことを明らかにしています。

『マイティ・ソー / ラブ・アンド・サンダー』は2022年2月11日に公開予定

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