MCU作品『マイティ・ソー : バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティ監督が『マイティ・ソー』シリーズの続編の監督・脚本を務めることが明らかになりました。The Hollywood Reporter、Varietyなどの各メディアが報じています。
最近では『メン・イン・ブラック : インターナショナル』でエージェントHを演じたクリス・ヘムズワースが主演を務める『マイティ・ソー』シリーズは、これまで『マイティ・ソー(2011)』『マイティ・ソー : ダーク・ワールド(2013)』『マイティ・ソー : バトルロイヤル(2017)』の3作品が公開されてきました。『ダーク・ワールド』でソー役を演じることに少し飽きてきたクリス・ヘムズワースでしたが、新たに監督を務めたタイカ・ワイティティのコメディ色強めな『バトルロイヤル』の世界観に、再びソーを演じることにやる気を出したそうです。
また『バトルロイヤル』でヴァルキリー役を演じ、同じく『メン・イン・ブラック : インターナショナル』でクリスと共演したテッサ・トンプソンは、『アベンジャーズ / エンドゲーム』公開前に『ソー』の続編について話が出ており、さらにタイカ・ワイティティ監督が続投することを示唆していました。
公開が予定されていると噂の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』や『ブラックパンサー2』さらに現在製作中の『ブラック・ウィドウ』『シャン・チー』を含めたMCU作品は、まだ正式には発表されていないので今週末に行われるSDCC(San Diego Comic Con)で今後の展開について発表があると思われます。
ところで『エンドゲーム』のラストでガーディアンズのメンバーと一緒に行動することにしたソーはてっきり『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』に登場するものだと思われてきましたが、『マイティ・ソー4』が実現するなら『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』との関係はどうなるのでしょうか。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』は現在のところ2020年に撮影が開始され、公開は2022年になると見られており、その前に『マイティ・ソー4』が公開されることになるのかもしれません。
タイカ・ワイティティ監督が現在参加中のプロジェクト実写版『AKIRA』は現在製作延期、無期限の保留状態になっており、どうやら『マイティ・ソー4』の製作を優先させる見通しです。
source : The Hollywood Reporter , Variety