MCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)最新作『シャン・チー / テン・リングスの伝説』のエンディングは、記念すべきMCU第1作『アイアンマン(2008)』で描かれたエンディングに似ているそうです。マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギがComicbook.comのインタビューの中で明かしています。
『アイアンマン』のポストクレジットシーンと言えば、サミュエル・L・ジャクソン演じるニック・フューリーがトニー・スタークの前に現れ、「アベンジャーズ計画」の話を持ちかけるというシーン。トニーの今後やMCUという世界観の広がりを予感させる重要なシーンでしたが、ファイギ社長によれば『シャン・チー』のエンディングでも同様のものが描かれると言います。
「ネタバレはしたくないので多くは語りませんが、この映画の終わり方は『シャン・チー』がどれほど重要で、どれほどMCUという世界に直接的に関わっているかについて、かなり明確な方向性を示していると思います。『アイアンマン』のラストでニック・フューリーがトニー・スタークに言った「君は大きな宇宙の一部で、君はまだそれを知らない」というセリフを思い出すような、似たような出来事が起こります。」
主人公シャン・チーは今後のMCUでの更なる活躍も見込まれているため、今後の動向に関するヒントが描かれると考えるのが自然ですが、『シャン・チー』の予告編には『ドクター・ストレンジ』でおなじみのウォンと、ハルクと同等の能力を持つ怪物アボミネーション(『インクレディブル・ハルク(2008)』参照)の姿が映されているため、ドラマ『シーハルク』および『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス』に繋がる展開が描かれるという可能性もあり得ます。
『シャン・チー / テン・リングスの伝説』は2021年9月3日に公開予定
source : Comicbook.com
