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[マーベル]MCU第1作の『アイアンマン』からX-MEN、スパイダーマンのMCU入りの計画があったことが明らかに

先日ハリウッドで行われた第45回サターンアワードの授賞式でMARVEL STUDIOS代表のケヴィン・ファイギ氏はスタン・リー・ビルダー賞を授賞、式に参加できなかったケヴィン氏は授賞スピーチの動画を投稿しました。



そしてケヴィン氏はそのビデオの中で、これまでのMCU作品の削除されて、MARVEL STUDIOSで保管されていた多くの未確認シーンを含んだ「インフィニティ・サーガ : ボックスセット」を今年の後半にリリースすることを発表しました。

「これまで誰にも見せずに保管されていたシーンを引っ張り出してきました。そしてそれらのシーンをこのディスクの中に加えています。」さらにケヴィン氏は「これまで誰も見たことのない削除されたシーンをお見せしましょう。楽しんで!」と言って以下の動画を公開しました。



この動画の0:15~のシーンは、ニック・フューリーが「”ガンマ線の事故”や”放射性の虫”、そして”様々なミュータント”だけでなく、協調性のないワガママなガキの対処もしなければならない」と言ってトニーをアベンジャーズに誘うシーンで、本来『アイアンマン(2008)』のエンドクレジットのシーンに加えられる予定だったものでした。

ここでの”ガンマ線の事故”は次の作品『インクレディブル・ハルク』で登場したハルクのことを指し、”放射性の虫”とはスパイダーマン、そして”様々なミュータント”とはX-MEN、”ワガママなガキ”とはトニーのことを指していると思われます。

注目なのはまだMARVEL STUDIOSがソニー・ピクチャーズとも提携しておらず、20世紀フォックスを買収するよりずっと前の2008年にこのシーンが撮影されていたことです。つまりMARVEL STUDIOSはMCUをスタートした初期の段階でスパイダーマンとX-MENをMCUに参入させる計画を持っていたことがわかります。

ただ、このシーンを撮影した段階ではスパイダーマンをMCUに登場させられるかはわかりませんし、「ミュータント」というワードもまだ使うことができませんでした。それにも関わらずなぜこのシーンをわざわざ撮影したのかが気になるところです。



当初の計画から11年経ち、MARVEL STUDIOSはソニー・ピクチャーズと実際に契約を結んで、これまでスパイダーマンをMCUの5作品に登場させましたが、現在は契約の見直しを巡って対立、再びスパイダーマンはMCUを離れてしまいました。このことに『アベンジャーズ / エンドゲーム』監督も「悲劇的な間違い」だとコメント、ファンはソニー・ピクチャーズに対してスパイダーマンをMCUに戻すよう働きかけています。一方20世紀フォックスの買収は成功して現在『ファンタスティック・フォー』や『X-MEN』の計画は進行中のようです。

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あれ?映像でスピーチをするケヴィン氏の後ろ、よく見ると「ファンタスティック・フォー」って書いてありますね… 

肝心の「インフィニティ・サーガ : ボックスセット」の発売日や価格についてはまだわかっていません。

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