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『ロード・オブ・ザ・リング』キャストがオンラインで感動の再会 ー ボロミア役ショーン・ビーン、撮影中カンペを確認していた

『アナと雪の女王』にてオラフの声優を務めるジョシュ・ギャッドが主催するチャリティイベント「Reunited Apart」に、ファンタジー映画の金字塔『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのキャストが再集結しました。第1作『ロード・オブ・ザ・リング / 旅の仲間(2001)』の公開から約20年、キャスト陣の再会の様子を是非以下でご覧ください!僕は気づいたら約1時間フルで観てた…



最初にジョシュ・ギャッドの呼びかけで最初に登場したのはサムワイズ・ギャムジー(サム)役のショーン・アスティン。それからフロド・バギンズ役のイライジャ・ウッド、ペレグリン・トゥック(ピピン)役のビリー・ボイド、メリアドク・ブランディバック(メリー)役のドミニク・モナハンと、おなじみホビット族4人が勢揃い。それからレゴラス役のオーランド・ブルームが登場したかと思いきや、作中の名シーンを口にしながらのガンダルフ役イアン・マッケランの登場に一同言葉を失い、再会を喜び合います。

アラゴルン役のヴィゴ・モーテンセン、、ギムリ役ジョン・リス=デイヴィス、ボロミア役のショーン・ビーンら「旅の仲間」が再集結したほか、監督のピーター・ジャクソンと妻で脚本を務めたフラン・ウォルシュ、ゴラム役のアンディ・サーキス、アルウェン役のリヴ・タイラー、さらに『ロード・オブ・ザ・リング / 二つの塔(2002)』で登場したエオメル役のカール・アーバン、エオウィン役のミランダ・オットーも登場して思い出話に花を咲かせました。

この企画ではもはやおなじみとなっている、オンラインでの名シーンの再演ももちろん行われており、個人的にはショーン・アスティンとアンディ・サーキスが『二つの塔』作中でサムとゴラムの間で行われる「ポテト」のくだりを再演したところが印象的でした。特に久しぶりに聞くアンディのゴラムの声と演技には一同から拍手が起きるほど。なお、アンディはジャクソン監督からの「ゴラムとスメアゴルはソーシャル・ディスタンスをどう保っているんだい?」との無茶振りに対して「ソーシャル・ディスタンスなんて腰抜けのやることさ。わしらは消毒液を飲むのが好きなんだ、いとしいしと」とアドリブで答えて笑いを取っています。



そんな中話題はボロミア演じるショーン・ビーンについて。『旅の仲間』作中のエルロンドが会議を行ったシーンにて、ボロミアは「モルドールは簡単に歩いて入れるような所ではない」と危険を訴えます。ビーンがこのシーンを再現すると、ジャクソン監督は驚きの知られざる事実を口にするのでした。

「あのエルロンドの会議のシーンで、ショーンが言うスピーチは、じつは前日の夜に書かれたものだったんだ。長いセリフだったし、ショーンが台本を受け取ったのは、撮影当日の朝だった。そこで、ショーンはセリフを印刷した紙をテープで膝に貼りつけたんだ。あのシーンを改めて見てみると、ショーンがカンペを確認していることがわかるよ。

つまり深刻そうな面持ちで語りながら時々俯いているあのシーンは、物思いに耽る演技ではなくカンペをチラ見していたということ。名シーンをカンペでやり過ごすなんて流石はゴンドールの大将。ちなみにジャクソン監督はビーンの行動について「頭いいなって思った」と言いつつも、チラ見しているビーンのモノマネを披露して笑いを誘っていました。

なおコチラがその問題のシーン。よく見ると一瞬チラッて確認してますね。

J・R・R・トールキン著『指輪物語』を原作とするドラマ版『ロード・オブ・ザ・リング(仮題)』がAmazon Studioによって現在製作中。ジャクソン監督による映画版『ロード・オブ・ザ・リング』、『ホビット』で描かれた時代“第三紀”ではなく、“第二紀”を舞台にした前日譚シリーズとなることが伝えられています。シーズン1は全20話構成で、シーズン2の製作も決定済み

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