新型コロナウイルスの影響は映画業界のみならずスポーツ業界にも甚大な被害をもたらしていました。最近では徐々にシーズン再開に向けての動きが見られており、アメリカのプロバスケットボール・NBAも7月からシーズンを再開する見通しが発表されています。
そんな中、NBAに近しい情報提供者ケヴィン・スミス氏は、ディズニーがNBAの選手に対して、同じく新型コロナウイルスの影響によって公開が延期されていた『ブラック・ウィドウ』を含む未公開の映画を公開する可能性があると伝えています。
というのも、中断が続いているNBAのシーズン再開予定地がフロリダ州オーランドにあるディズニー・ワールド・リゾートになるということが伝えられており、ディズニーがフロリダ州に所有している大型スポーツ施設「ESPNワイド・ワールド・オブ・スポーツ・コンプレックス」を使用することが検討されているといいます。これにより選手やスタッフはディズニー・ワールド・リゾートのホテルに滞在することになりますが、新型コロナウイルスの感染拡大を予防するため外部へのアクセスが制限されるとのこと。そこでディズニーは選手およびその家族たちに様々なエンターテイメントを提供するようで、ケヴィン氏によればその中に『ブラック・ウィドウ』など未公開の映画も含まれる可能性が高いと言います。
Per Walt Disney World Sources: Disney will make movies available for players and their families (once they join). This is likely to include movies that have not been released to the general public, including Marvel's Black Widow.
— Keith Smith (@KeithSmithNBA) June 16, 2020
『アベンジャーズ / エンドゲーム(2019)』の公開前にアメリカンフットボール選手であるルショーン・マッコイが『エンドゲーム』の結末をツイートし、大炎上するという出来事がありました。去年のNFLはフロリダ州オーランドのキャンピング・ワールド・スタジアムで行われていたため、選手たちはディズニーからの”おもてなし”を受けていたものと思われます。
『ブラック・ウィドウ』がもし選手や、その家族に先立って公開されたなら、ほぼ確実にリークしてしまうと思いますが、はたして…
『ブラック・ウィドウ』は2020年11月5日に日米同時公開、イギリスでは2020年10月28日に一足早く公開予定
source : Comicbook.com