MCU作品『キャプテン・マーベル』、『アベンジャーズ / エンドゲーム』に登場したキャロル・ダンヴァース(キャプテン・マーベル)が、MCUフェーズ5以降に公開されると噂の『アベンジャーズ』シリーズに続く新たなチームアップ作品に登場してリーダーを務めるという情報が入ってきました。
アイアンマンやキャプテン・アメリカのいなくなったこれからのMCUにおいて、キャプテン・マーベルやブラックパンサーといったおなじみのヒーローが集結してアベンジャーズに代わるチーム「ウルティメイツ」を結成するという噂はこれまでも取り上げてきましたが、今回の情報はその噂により信憑性を持たせるものとなっています。
さらに情報筋によると、キャロル・ダンヴァースを演じるブリー・ラーソンは他の男性キャストと同じ額のギャラを受け取ることになったとか。ブリーは、『アベンジャーズ / エンドゲーム』作中での出演時間が他のメインキャストに比べて短かったことから、ギャラは少々少なめだったとも言われており、もし次のチームアップ作品に出演する場合、他の男性キャストと同じギャラにするようマーベル・スタジオに要求していました。これが認められたということは、キャプテン・マーベルが今後のチームアップ作品において主要メンバーになるということを意味します。
男性キャストとの差を無くすという働きかけは、女性が活躍できる場が増えることを願うブリーらしい行動でもあります。去年ブリーは、マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏にMCUで女性だけのチームアップ作品を実現してほしいと頼んでいました。当時ブリーは映画業界の現状について「多くの方がご存知のように、女性たちが一緒に仕事をする機会はそう多くないんです。ですが今、業界には変化が起きつつあります。私たち女性がお互いにコミュニケーションを取れるアンサンブルが増えてきているんです。仲間たちと話題を共有できることがすごく嬉しいですし、エネルギーが湧いてくるんですよ。」
また、ブリーはこの時自身が演じるキャプテン・マーベルというキャラクターの将来について「私はキャロル・ダンヴァースが大好きですし、彼女を演じることも、彼女が他のキャラクターと関わっていくこと、そして彼女の成長も大好きなんです。だから彼女がこれからどこへ向かっていくのかをすごく楽しみにしています。」と期待を語っています。
『キャプテン・マーベル2(仮題)』は2022年に公開予定
ブリー・ラーソンが主演の最新作『黒い司法 0%からの奇跡』は現在公開中
source : Variety