『ドクター・ストレンジ2(原題 Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』は、そのタイトルにもあるように「マルチバース」に焦点を当てた作品として今後のMCUの中でもかなり重要な作品になると思われます。このマルチバースという概念によって、これまでに登場していなかったキャラクターを新たに導入させることが可能になるためです。
Disney +で配信される作品『ワンダヴィジョン』からワンダが『ドクター・ストレンジ2』にも登場するということが、SDCC 2019でマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏の口から語られていますが、今回ケヴィン氏は同じくDisney +で配信される『ロキ』も『ドクター・ストレンジ2』と繋がることになることを明らかにしました。
Bloombergによるとケヴィン・ファイギ氏は『ドクター・ストレンジ2』など将来公開されるMCU劇場作品をきちんと正確に理解するためには、Disney +の加入が必要になることを述べ、「スカーレット・ウィッチ(ワンダ)は『ドクター・ストレンジ2』での重要人物ですから『ワンダヴィジョン』を見ておく必要があります。『ロキ』についても同様です」と語りました。
何らかの形で『ロキ』と『ドクター・ストレンジ2』が結びつくことになるわけですが、おそらくロキは『アベンジャーズ / エンドゲーム』でスペース・ストーンを持って逃げたあと、タイムトラベルを繰り返します。ドクター・ストレンジはタイトル通りマルチバースを行き来することになると思うのでどこかでロキに出会ったとしても不思議はありません。
『ロキ』は『マイティ・ソー / ラブ・アンド・サンダー(原題 Thor / Love and Thunder)』にも関わってくるとされており、ジェーンがムジョルニアを手にするためにロキが何らかの方法で別のタイムラインからムジョルニアを持ってくるのではないかと言われています。『ドクター・ストレンジ2』が、ロキがそのメインのタイムラインに戻るきっかけになるのではないでしょうか。
『ワンダヴィジョン』は2021年春に「Disney +」で配信予定、『ドクター・ストレンジ2(原題 Doctor Strange in the Multiverse of Madness)』は2021年5月7日に公開予定、『ロキ』は2021年春に「Disney +」で配信予定、『マイティ・ソー / ラブ・アンド・サンダー(原題 Thor / Love and Thunder)』は2021年11月5日に公開予定
source : Bloomberg