DCコミックスのみならずアメコミの中でも屈指の知名度を誇るヴィラン、「ジョーカー」の誕生を描いた映画『ジョーカー』。脚本と監督を務めたトッド・フィリップスによる独自の解釈で描かれた本作は、そのストーリーもさることながら、主演を務めたホアキン・フェニックスの演技力に世界中から賞賛の声が上がっています。
本作を観た方の中には、続編を希望する人やそうでない人もいると思います。以前、トッド・フィリップス監督は「続編の計画はない」と語っており、「これでおしまいですよ」と断言していました。ですが、ホアキン・フェニックスはそうでもない様子。「Popcorn with Peter Travers」に出演したホアキン・フェニックスは、ジョーカーという役柄がいかに大切なものだったかを語っています。
「(ジョーカーは)僕が夢見たような役柄ではありません。だけど正直に言うと今では(ジョーカーのことを)ずっと考えてしまいます。トッドとは、また一緒にやれそうなことについてたくさん話しましたよ。基本的には、とにかくまた一緒に仕事をするっていう話でしたが、もしジョーカーで何かやれることがあるならば、それも面白いかもという話もしました。だから最終的には夢のような役になりましたが、この映画をやる以前に、自分で演じたいと思った役柄はありません。僕とトッドは、できることなら(『ジョーカー』の)撮影を今もまだ続けていると思います。この役でやれることの可能性は無限にあると思っていましたから。」
また、司会者から「続編はないんですよね?」と聞かれたホアキン・フェニックスは「分かりません」とだけ答え、ハッキリとノーとは言っていません。
以前「続編の計画はない」と言っていたトッド・フィリップス監督ですが、「ホアキンのやりたいことなら何でもやる」とコメントしていました。つまりホアキンが続編をやりたいとハッキリ言えば続編が作られる可能性もある!?
日本と同じく10月4日に公開された『ジョーカー』は4日~6日の3日間で9350万ドル(約99億8300万円)を記録し、日本でも7億5566万円を記録し早くも大ヒットとなっています。やはりこれだけ注目されたとなると、ワーナー・ブラザーズの一部の幹部は続編の製作に関心を示してくるでしょう。
source :Popcorn with Peter Travers