『ジョーカー』監督、続編の可能性は無いことを明らかにする「一本の映画として作った」

ヴェネチア国際映画祭で圧倒的な評価を得て、アカデミー賞最有力と言われているDCコミックス映画『ジョーカー』ですが、監督のトッド・フィリップスはロサンゼルスでの試写会のあとインタビューの中で「続編の予定は無い」とハッキリと答えました。

この発言は、以前Total Filmが監督とホアキン・フェニックスが『ジョーカー』の続編を作りたがっているという主張を報じたことに対するコメントで、それは事実ではなく本来の意味からずれていることを指摘しました。

「私が言ったのは“私はホアキンががやりたいことなら何でもやる”ということです。そのコメントが引用されていますが、確かにそのつもりです。ですが、この映画は続編を想定したものではないですし、常に1本の映画として売り込んでいました。」

この発言を聞いたホアキン・フェニックスが「え、俺と仕事したくないの?」と冗談を交えながら、トッド監督は「続編の計画はありませんよ。我々はこの作品を1本の映画としてワーナー・ブラザースに売り込んだんです。『ジョーカー』はそれ独自の世界に存在している。今回でおしまいですよ。

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「シリーズの下地を作るのでもなく、他のバージョンにも関係していない。これはオリジン・ストーリーを伝える我々なりのバージョンだと。それが私が述べたコメントの意味でした」と、『ジョーカー』は真に独立した単独映画であり、DC映画ユニバースの一部でもフランチャイズを始める作品でもないことを明らかにしました。

かねてより、トッド監督はワーナー・ブラザースがMARVEL STUDIOSに対抗できる方法として「過去の大きな世界とは一切結びついていない完全に独立した作品を製作すること」を提案しています。続編やユニバースを形成するのではなく、1作限りで作るからこそ監督や出演者のこだわりがより一層作品に詰まるのかもしれません。是非皆さん映画館に足を運んで、その完成度をその目で確認しましょう。

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