ソニー・ピクチャーズが2018年に公開した『ヴェノム』は世界興行収入8億5600万ドルを記録した大ヒット作品となりました。そして続編となる『ヴェノム2』のプロジェクトが現在進行中ですが、その監督をモーションキャプチャー俳優のレジェンド、アンディ・サーキスが務める可能性があることが明らかになりました。
アンディ・サーキスと言えば『ロード・オブ・ザ・リング』や『ホビット』シリーズに登場する「ゴラム」の他、『猿の惑星』シリーズの「シーザー」、『スター・ウォーズ / フォースの覚醒』の最高指導者スノークなど数々の有名作品で重要キャラクターを演じてきた、モーションキャプチャー俳優の第一人者。MARVEL作品にも『アベンジャーズ / エイジ・オブ・ウルトロン』『ブラックパンサー』にユリシーズ・クロウとして(素顔で)出演しています。
アンディ・サーキスは今週初めにソニー・ピクチャーズ上層部とのミーティングを行ったとのこと。この時点ではミーティングとプレゼンを行っただけで、まだアンディ・サーキスに決まったわけではないようです。大ヒット作品の続編とあって、ソニー・ピクチャーズも慎重に検討しているようで、アンディ・サーキス以外にも『バンブルビー(2019)』のトラヴィス・ナイト、『猿の惑星 : 創世記(2011)』のルパート・ワイアットらの名前も挙がっています。
ソニー・ピクチャーズは今年の11月には撮影に入りたいとの意向も明らかにしており、そのためには早めに監督を決める必要があります。現在『ヴェノム2』に関しては、前作で脚本を担当したケリー・マーセルが引き続き脚本を担当、そして主人公エディ・ブロックを演じたトム・ハーディーが続投することが明らかになっています。
『ヴェノム』のポストクレジットシーンで登場したウディ・ハレルソンが演じるクリータス・キャサディ(通称カーネージ)が『ヴェノム2』のメインヴィランになると思われます。また、ゆくゆくはMCUとのクロスオーバーの可能性についても示唆されており、要注目の1本になること間違いありません。
『ヴェノム2』は2020年10月2日に公開予定
source : The Hollywood Reporter