『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』で衝撃的な結末を迎えてから約1年。サノスのチート技、指パッチンでアベンジャーズメンバーを含めた全宇宙の生命が半分になりました。
そしてトニー・スターク(アイアンマン)、スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)、ブルース・バナー(ハルク)、ソー、ナターシャ・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)、そしてクリント・バートン(ホークアイ)という言わば「初期アベンジャーズ」メンバーの6人は結果生き残っています。(ホークアイは『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』には出てませんが、『アベンジャーズ / エンドゲーム』の予告で無事が確認されています)
この理由については公開当初から様々な噂がありましたが、今回slashfilm.comによると「『アベンジャーズ / エンドゲーム』はこの6人の初期メンバーに焦点を当てている」とMARVEL STUDIO代表のケヴィン・ファイギ氏が語っています!
結末には100%自信があった
Comicbook.comによると、イギリスのEmpire Magazineのインタビューの中で
「スター・ロードやスパイダーマン、ブラックパンサーといったキャラクターが消えてしまいましたが、そのようなストーリーにしたことに後悔はありませんか?」
と聞かれたファイギ氏は
「結末には100%の自信がありました。」「我々は何年にも何年にもわたって、映画の終わらせ方について話し合ってきました。」「そして我々にできる最もショッキングな出来事は何なのか?それはスナップ(サノスの指パッチン)で映画を終わらせることです。」
『アベンジャーズ / エンドゲーム』はどんな話になるのか
脚本家のスティーブン・マクフィーリー氏は「前作の『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』との最大の違いはヒーローの数にあります。『インフィニティ・ウォー』のポスターには23人もの人物が描かれていましたが、『エンドゲーム』にはたった9人しか描かれていません。前作と異なるストーリーテリングができると思います。」
また、アンソニー・ルッソ監督は「(『エンドゲーム』の出発点は)こんな喪失感を受けた時に、どうやって前に進むのか。あんな経験から前に進む方法は何なのか、ということです。」
そして代表のケヴィン・ファイギ氏は「皆さん、(『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』で)キャプテン・アメリカはあまり登場シーンがなかったと指摘するでしょう。そしてアイアンマンもあのような状況だったために実際30分もセリフのシーンが無かった。しかしオリジナルメンバーである6人(キャプテン・アメリカ、アイアンマン、ソー、ハルク、ブラック・ウィドウ、ホークアイ)は、個人についても感情的な面でも非常に(『エンドゲーム』の)中心になります。』
MCUは存在し続ける
「おそらく誰もが今までに見たことのあるMCUシリーズの作品とは違う分野のものになります」と語るのは作家のクリストファー・マルクス。
「MCUは存在し続けます。誰が登場するとしても、それは流動的で発展していきます。全ては繋がっていますから、新しく再出発することもできません。全てのパーツが一つにならなければいけないんです。物事は続いていきますが、人生のように何かを失うことも現実、変化していくことも現実なんです。」
何とも深いコメントですが、要するにこれまでのメンバーの誰かがいなくなってもこれからもMCUはやってくよ、ってことですね。
消えたメンバーについてネタバレか
サノスのスナップで宇宙の生命が半分になる際、灰のように消える表現がありましたが、あれは原作の漫画には無かった表現だそうです。では、なぜそのような表現がされたのかについてケヴィン氏は
「我々の視覚効果チームのスーパーバイザーであるダン・デリーウがこの灰のエフェクトを考えました。我々はみんながただ単に消えたのではなく、どこかにテレポートされたと考えています。」
おいおい、もはやネタバレじゃないか!?大丈夫か!?もしそうだとしたら、やはりソウル・ストーンの世界説はあり得るのかも?
今後もまだまだ続くというMCUの世界。その一つの大きな区切りとなる『アベンジャーズ / エンドゲーム』は絶対に見逃せませんね!
『アベンジャーズ / エンドゲーム』は2019年4月26日公開
source : slashfilm.com , Comicbook.com