MCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)版『スパイダーマン』シリーズ最新作『スパイダーマン : ノー・ウェイ・ホーム(原題 Spiderman : No Way Home)』に再登場が報じられているアルフレッド・モリーナが、サム・ライミ版『スパイダーマン2(2004)』で演じたドクター・オクトパスの「その後」という設定で登場することが明らかになりました。モリーナ本人がVarietyのインタビューで明かしています。
モリーナが演じたドクター・オクトパスは、主人公ピーター・パーカーが尊敬する理想的な科学者として登場。自ら発明した金属製アームの人工知能に思考を支配され、危険なヴィランと化してスパイダーマンの前に立ちふさがりました。最後はピーターの説得により自我を取り戻し、暴走する実験装置と共に自らも海の底へと沈んでいったのですが…
モリーナはインタビューの中で、自身が演じるドクター・オクトパスは『スパイダーマン2』で演じたのと同一人物であること、そしてそれは『スパイダーマン2』のラストで死んだと思われていたところから始まるとコメントしています。
このモリーナの発言は、かねてより噂されていた「マルチバース」が『スパイダーマン : ノー・ウェイ・ホーム』で本格的に実現することを意味しています。モリーナだけでなく、マーク・ウェブ版『アメイジング・スパイダーマン2(2014)』のヴィラン、マックス・ディロン(エレクトロ)役を演じたジェイミー・フォックスも同役で再登場を果たすだけでなく、マルチバースの鍵を握ると思われるドクター・ストレンジも登場することも伝えられています。
なお、モリーナはドクター・オクトパスの再演について自身の年齢のことを心配していたようですが「『スパイダーマン2』の直後のドクター・オクトパスを演じるためディ・エイジング(若返り技術)が使われている」ことで一安心したとも明かしています。
『スパイダーマン2』で死んだと思われていたドクター・オクトパスがどのようにして生きていたのか、そしてどのような役割をもって登場するのでしょうか。さらに本格的に実現の兆しを見せる「マルチバース」。かねてより噂されているトビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールドら歴代スパイダーマンの登場はいかに!?
source : Variety