先日のSDCC 2019で今後2年間に渡るMCUフェーズ4の内容が明らかになりましたが、そのなかで最も異色だったのはこの『What If…?』ではないでしょうか。
土曜日に発表された時点では「Disney +」で配信されるMCU初のアニメーション作品であること、そして「もしペギー・カーターがスティーブ・ロジャースの代わりに超人血清を服用してスーパーヒーローになったとしたら?」など「もしも?(What If?)」という無限に考えられるテーマで描かれるということしかわかっていませんでした。
MARVEL STUDIOS代表のケヴィン・ファイギ氏はSCREEN RANTとのインタビューで『What If…?』が『アイアンマン』から『スパイダーマン : ファー・フロム・ホーム』までの「インフィニティ・サーガ」全23作品を対象にすることが明らかにしました。
Kevin Feige says Marvel What Ifs will explore the repercussions of one small change to any of the existing stories in the Infinity Saga! #SDCC19 #SDCC #MarvelSDCC #Marvel pic.twitter.com/fY3zoCHNLU
— Screen Rant (@screenrant) July 21, 2019
「現在我々はシーズン1に着手していて、みなさんが知っている「インフィニティ・サーガ」全23作品を対象にある1つの「もしも」を加えると、どのように変わるのかを確認しています。」
興味深いのは「シーズン1」と言う発言。つまり今後のフェーズ5やフェーズ6に『What If…?』のシーズン2が組み込まれる可能性があるということです。
ファンにはとても楽しめる作品となるであろう『What If…?』が、なぜ単体アニメーション作品ではなくフェーズ4に組み込まれたのか。無限に考えられるこのストーリーがどのように新たなMCUの歴史を紡いでいくのか楽しみです。
『What If…?』は2021年夏に「Disney +」で配信予定。
source : SCREENRANT