先日公開された『ライオン・キング』は「実写版」と呼ばれていますが、正確には1994年に公開された原作を超リアルなCGで再現した「アニメーションリメイク」というカテゴリーに分類されます。
そしてこの『ライオン・キング』が先週末8月11日時点で、「アニメーション映画」としても「リメイク映画」としても世界興行収入1位を記録したことが明らかになりました。
CINEMABLENDによると、8月11日時点での『ライオン・キング』の興行収入は13億3400万ドル、これまで最高の売り上げを記録していた『アナと雪の女王(2014)』の12億7600万ドルをすでに超えており、最終的に15億ドルを記録するのではないかと見られています。ちなみに『アナと雪の女王』の次には『インクレディブル・ファミリー(2018)』の12億2400万ドル、『ミニオンズ(2015)』の11億5000万ドル、『トイ・ストーリー3(2010)』の10億5000万ドルが続いています。
ディズニーの「リメイク映画」としてもこれまで最高の興行収入を記録していた『美女と野獣(2017)』の12億6300万ドル、『アリス・イン・ワンダーランド(2010)』の10億2400万ドルを超え、『ライオン・キング』は原作アニメーション作品を持つ作品の映画化としては最も成功したディズニー作品となりました。
ディズニーには今年だけで『キャプテン・マーベル』『アベンジャーズ / エンドゲーム』『アラジン』そして『ライオン・キング』と10億ドル超えを記録した作品が4作もあります。現在公開されている『トイ・ストーリー4』も10億ドルの大台に近づいており、さらに年末公開される『スター・ウォーズ / ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー』も10億ドルを超えるだろうと見込まれています。
source : CINEMABLEND