MCU作品『アベンジャーズ / エンドゲーム』の他、『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ(2016)』など、これまでマーベル・スタジオで4作品を手がけてきたアンソニー&ジョー・ルッソ監督が、ロバート・ダウニー・Jrやクリス・エヴァンスと新作映画の製作を検討していることを明らかにしました。Comicbook.comのインタビューの中で語っています。
ロバート・ダウニー・Jrは2008年の『アイアンマン』からトニー・スターク(アイアンマン)役を演じており、クリス・エヴァンスも『キャプテン・アメリカ / ザ・ファースト・アベンジャー(2011)』からスティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)役を演じ、2人はMCUの顔としてシリーズを牽引してきました。
ジョー監督はそんな2人との仕事を「楽しかった」と振り返っており、「一緒に仕事をして楽しいかどうかは、僕と兄にとって優先事項なんです。企画を創り上げていくのと同じぐらい、一緒に仕事をする人を大好きになれば、みんなの人生が素晴らしいものになりますから。」とコメント。それを踏まえたうえで「ロバート・ダウニー・Jrとは何かやりたいね、って話し合いをしているところです。クリス・エヴァンスとも別の企画を考えていますよ。(ソー役の)クリス・ヘムズワースとはあと2本やりたいって話をしてますし、(スパイダーマン役の)トム・ホランドとも別のプロジェクトについて話してます。僕らは自分の家族とマーベル・ファミリーが大好きなんです。」と再タッグの実現に向けて意欲を示しています。
ルッソ兄弟は『アベンジャーズ / エンドゲーム』の後も意欲的に新作映画を手がけており、クリス・ヘムズワース主演のNetflixオリジナル映画『タイラー・レイク -命の奪還-』が間もなく配信開始、トム・ホランド主演の『チェリー(原題 Cherry)』も現在プリプロダクション中。他にも世界で最も人気のあるカードゲーム「マジック : ザ・ギャザリング」のアニメ化や、オバマ元大統領と共に製作すると話題の『Exit West』、1980年代に刊行されたアメコミ『グリムジャック(原題 Grimjack)』をAmazonでシリーズ化するなど、多忙を極める一方で「巨大な知的財産の開発こそが僕たちのミッションだと考えています。」とコメントしたルッソ監督。彼らのクリエイティブな活動はまだまだ始まったばかりなのかもしれません。
source : Comicbook.com