新型コロナウイルスの影響を受けて、『ファルコン＆ウィンター・ソルジャー』や『シャン・チー・アンド・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題 Shang-Chi and Legend of the ten Rings)』といった新作映画の製作を軒並み中断せざるを得ない状態のマーベル・スタジオですが、この間にも新たなプロジェクトに向けて動いているようです。
マーベル・スタジオはオンライン会議を通して様々な監督や俳優、作家とミーティングを重ねていると伝えられており、最近では『クワイエット・プレイス(2018)』やドラマ『ジャック・ライアン』のジョン・クラシンスキーとのミーティングを行ったことをGeeks Worldwideが報じています。
マーベル・スタジオが将来のMCUに『ファンタスティック・フォー』を登場させる予定であることは代表のケヴィン・ファイギ氏の口から明らかにされており、ファンの間ではクラシンスキーが『ファンタスティック・フォー』のリーズ・リチャーズを演じることを望む声が多数上がっていました。クラシンスキー自身も「マーベルの世界が面白くて大好きなんです。出演できるなら演じたいですね」と意欲的な姿勢を示しています。
クラシンスキーとマーベル・スタジオが直接話し合ったのは今回が初めてだと言われており、その内容については明らかにされていません。もちろん話題に挙がっている『ファンタスティック・フォー』についての話もあったかもしれません。
ただここからは完全に推測ですが、もしかするとクラシンスキーには監督のオファーをすることについて話した可能性もあります。マーベル・スタジオは将来『ヤング・アベンジャーズ』をMCUに組み込むことが噂されています。クラシンスキーは『クワイエット・プレイス』で監督・脚本・主演を務め、評判・興収共に成功を収めました。しかも『クワイエット・プレイス』は子供を物語の中心に描いています。マーベルがクラシンスキーの監督としての才能にも注目している可能性もゼロではないのではないでしょうか。マーベル・スタジオの公式発表を待ちたいところです。
source : Geeks Worldwide
