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アカデミー賞受賞作品『パラサイト 半地下の家族』をアメリカHBOがドラマ化 ー 出演者候補にハルク役マーク・ラファロ

先日行われたアカデミー賞授賞式にて、作品賞の他、監督賞、脚本賞、長編監督映画賞の4部門で受賞という輝かしい結果をおさめた『パラサイト 半地下の家族』は、半地下の家に住む貧しいキム一家が、豪邸に住む裕福なパク一家と出会ったことからその生活を一変させる様を描いた物語。『ゲーム・オブ・スローンズ』や『チェルノブイリ』といった大ヒットドラマを製作してきたアメリカのHBOによって早くもドラマ化されることが決まっています。



The Hollywood Reporterによるとドラマ版は1シーズンのみの製作で全5〜6話になると見られており、映画版におさめられなかったポン・ジュノ監督のアイデアを基に「6時間の映画」として構想しているとのこと。

また、Colliderによるとキャスト候補に『アベンジャーズ』シリーズでもおなじみのブルース・バナー(ハルク)役のマーク・ラファロの名前が挙がっていると報じられていますが、現時点ではまだ出演交渉の段階には至っていないとのことです。

マーク・ラファロはハルク役のイメージが強いですが、ゲイのカップル役を演じた『キッズ・オールライト(2010)』、実在したレスリングの金メダリストであるデイヴ・シュルツを演じた『フォックスキャッチャー(2014)』、カトリック教会の組織的な犯罪を暴くジャーナリストを演じた『スポットライト 世紀のスクープ(2015)』でそれぞれアカデミー賞助演男優賞にノミネートされるほどの演技派俳優です。マーク本人は『パラサイト』のドラマ化について「ポン・ジュノ監督は素晴らしい。もちろん映画も素晴らしいですよ。もしも僕が何かを演じることができるのなら光栄ですね。」と意欲的な姿勢を示しています。

『パラサイト 半地下の家族』のドラマ版の製作には、ポン・ジュノ監督に加えて『バイス(2018)』やドラマ『メディア王 ~華麗なる一族~』で製作総指揮を務めてきたアダム・マッケイがエグゼクティブ・プロデューサーに就任するとのこと。

『パラサイト 半地下の家族』は全国で公開中

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source : The Hollywood Reporter , Collider , TMZ

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