今後公開予定のMCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)作品に、ヴィランチームの結成を描く『サンダーボルツ(原題 Thunderbolts)』が含まれていることが明らかになりました。Deadlineが報じています。
Deadlineによれば、監督を務めるのは『素敵な相棒〜フランクじいさんとロボットヘルパー〜(2013)』『ペーパータウン(2015)』のジェイク・シュライアー、脚本には『マイティ・ソー / バトルロイヤル(2017)』『ブラック・ウィドウ(2021)』のエリック・ピアソンが就任。マーベル・スタジオのボス、ケヴィン・ファイギがエグゼクティブプロデューサーを務めるとのこと。
『サンダーボルツ』は現段階では開発の初期段階であるため、そのメンバーについては明らかにされていませんが、その登場は長い間噂されていました。原作コミックではアベンジャーズ亡き後、バロン・ジモによって『サンダーボルツ』が結成されますが、悪事と善行を繰り返しながらそのメンバーも多くが入れ替わっています。
MCU版『サンダーボルツ』のメンバーとして考えられる本命は、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』で登場したジョン・ウォーカー(U.S.エージェント)、暗殺者としての道を歩むナターシャ(ブラックウィドウ)の妹分エレーナ・ベロワ、『シャン・チー』で再登場を果たしたエミル・ブロンスキー(アボミネーション)、『アントマン&ワスプ(2018)』で登場し逃亡を続けているエイヴァ・スター(ゴースト)、ニック・フューリーのようにメンバーのスカウトをしているコンテッサ・ヴァル、そして『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』で更なる活動を匂わせているバロン・ジモ。
原作コミックでサンダーボルツ結成のリーダーであるサディアス・”サンダーボルツ”・ロス長官は俳優のウィリアム・ハートが2022年3月に亡くなったことから登場する可能性は低いと考えられ、おそらくヴァルかジモがリーダーになるのではないでしょうか。
他にもNetflixドラマシリーズ『ルーク・ケイジ』のルーク・ケイジや『デアデビル』に登場したキングピン、エレクトラ、パニッシャーらがメンバーだったこともあります。最近のMCU作品にキングピンやデアデビルなどドラマシリーズのキャラクターが登場していることを考えると、『サンダーボルツ』はドラマシリーズの複数のキャラクターを再登場させるきっかけになるかもしれません。
ちなみにデッドプールがメンバーだった時期もありますが、現在『デッドプール3』が開発の初期段階…さすがに登場はない…か?
source : Deadline