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マーベル・スタジオ、『ブラックパンサー』チャドウィック・ボーズマンへの追悼映像を公開 ー 感動の5分間「ずっと我々の王」

MCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)作品『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ(2016)』や『ブラックパンサー(2018)』にてティ・チャラ(ブラックパンサー)役を演じたチャドウィック・ボーズマンが大腸癌のため逝去。マーベル・スタジオが過去のインタビュー映像やメイキングを使って編集した追悼映像を公開しました。



『ブラックパンサー』のメイキング映像、舞台裏で楽しそうに笑うボーズマン…そして最初に語るのは『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』や『ブラックパンサー』でプロデューサーを務めていたネイト・ムーア。「チャドウィックの『42 〜世界を変えた男〜(2013)』での演技には本当に感銘を受けました。彼が演じたジャッキー・ロビンソンには名誉と尊厳があり、それこそがワカンダの王であるティ・チャラには必要なことでした。」と語り、マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏も「チャドウィックはMCUに完璧にフィットする素晴らしい俳優」と絶賛しています。

シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』の発表当時、アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.とキャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスに舞台挨拶で迎え入れられる様子に続き、シュリ役のレティーシャ・ライトは「チャドウィックはご存知の通り、重厚さを持っています。1人の観客として、彼の目を見つめるのは最高でした。」とコメント。ブラックパンサー』を手がけたライアン・クーグラー監督はチャドウィックの知性や身体能力は素晴らしいと述べたうえで「俳優として、パフォーマーとして、そしてストーリーテラーとして並外れた才能を持っていたことは言うまでもありません」と讃えています。

ナキア役のルピタ・ニョンゴは、チャドウィックがティ・チャラ役を演じたことで「堂々とした重みと華やかさがあった」と語り、エリック・キルモンガー役のマイケル・B・ジョーダンは「僕がニューヨークにいた頃、17歳の頃からの知り合い」だと述べ、「キャラクターに忠実な、最高の仕事をしていると思う」とコメント。ラモンダ役のアンジェラ・バセットは、「チャドウィックとは素晴らしい時間を過ごしました。」「彼の目を見ていると母親のようであり、仲間や同志のようであり、天使のように感じます」と語っています。



「彼には本当に才能がある」と語るのはキャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンス。「彼の出演する作品はどれも内側に高潔さを感じさせます」。ブラック・ウィドウ役のスカーレット・ヨハンソンは「魂のこもった俳優であり、相手に多くのことを与えてくれるプロフェッショナルです。素晴らしいし、とても存在感があるから、全員のハードルがちょっと上がるんです」とコメント。

そしてアイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.は「チャドウィックはとても賢く、知性的で、活発な男」だとコメントし「僕が思うに、彼はファンからのあまりの愛に対してとても驚いていたと思います。それが彼にとって、いかに役を上手く演じるかというだけではなくなったのでしょう。(ブラックパンサーは)文化のシンボルになった」と付け加えました。

最後は、チャドウィック自身のインタビューの様子で締めくくられます。「(ブラックパンサーを演じることに)どんな意味があるのかを見ているのは楽しいですよ。世界に対して何ができているのか、本当に意味があることなんだなって思えます。現実逃避の場を作るのではなくて、僕たちがうまくやれれば希望を与えることができる。とても意味のあることだと思ったんです」

マーベル・スタジオからは「ずっと私たちの王(You will always be our King)」という言葉が贈られています。

マーベル・スタジオ代表、『ブラックパンサー』チャドウィック・ボーズマンへ追悼のコメントMCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)作品『ブラックパンサー(2018)』などで知られるチャドウィック・ボーズマン...
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