スパイダーマン映画としては初の10億ドル超えを記録した『スパイダーマン :ファー・フロム・ホーム』とその前作『スパイダーマン : ホームカミング』のメガホンをとったジョン・ワッツ監督は、ソニー・ピクチャーズとMARVEL STUDIOSが契約問題で対立している現在、スパイダーマン映画の続編に関与するのかについて話し合いが行われています。
Colliderによるとジョン・ワッツ監督はソニーやMARVEL、スパイダーマンとは何の関係もない作品を新たに手がけることが明らかにされました。
ジョン・ワッツ監督が手がける次回作はトーマス・パーシー原作のスパイ小説『The Old Man』を映像化するものだそうで、『アイアンマン(2008)』『キングスマン : ゴールデン・サークル(2017)』のジェフ・ブリッジス、『シュレック(2001)』『インターステラー(2014)』のジョン・リスゴーが主演を務めます。
元CIAエージェントで、現在は過去を隠して生活を送るダン・チェイス(ジェフ・ブリッジス)の元に暗殺者が送り込まれて、ダンは自らの過去に向き合わざるを得なくなる…そしてダンと同じくかつてCIAエージェントだったハロルド・ハーパー(ジョン・リスゴー)は過去にダンとの因縁があることからCIAに呼び戻され、新たにダンの命を狙う…2人の間にはどんな過去が隠されているのか。
MARVEL STUDIOS代表のケヴィン・ファイギ氏は、MCUからスパイダーマンがいなくなるにも関わらず「スパイダーマンには感謝と喜びを感じている」と述べ、また「(ソニーとは)永遠に続く関係ではなかった」と語っています。
一旦MARVEL作品を離れて新たな作品を手がけることになったジョン・ワッツ監督、ひと段落した頃にソニー・ピクチャーズとMARVEL STUDIOSの関係が回復していることを祈るばかりデス。
source : Collider