『マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015)』にてシャーリーズ・セロンが演じた女性大隊長フュリオサの若き日の姿を描く、スピンオフ映画『フュリオサ(原題 Furiosa)』の製作が正式に発表されました。Deadlineなど複数のメディアが報じています。
この度、シャーリーズ・セロンに代わって若きフュリオサ役を演じることになったのは『ミスター・ガラス(2019)』や『ニュー・ミュータンツ(2020)』のアニャ・テイラー＝ジョイ。他にも、マーベル作品のソー役でおなじみのクリス・ヘムズワース、『アクアマン(2018)』や『マトリックス4(仮題)』にも出演中のヤーヤ・アブドゥル・マティーン2世の出演が決定しています。
物語の詳細については明かされていませんが、『マッドマックス怒りのデス・ロード』にてトム・ハーディが演じたマックス・ロカタンスキーと出会うより前の、フュリオサの知られざる物語が描かれるとのこと。なおColliderが報じるところによると、クリスは顔に銀色の傷を負ったデメンタスという男を、マティーン2世はプレトリアンというキャラクターを演じるといいます。
監督・脚本・製作を務めるのは前作に引き続きジョージ・ミラー。他にも製作陣には、共同脚本のニック・ラソウリス、編集のマーガレット・シクセル、美術のコリン・ギブソン、音響編集のベン・オスモ、製作のダグ・ミッチェル、メイクアップ・デザイナーのレスリー・ヴァンダーウォルト、スタント・コーディネーターのガイ・ノリスらが前作から続投するとのことで前作以上の完成度に期待したいところ。
公開予定日については現時点では未定。ですが、アニャはロバート・エガース監督の『The Northman』、マティーン2世は『マトリックス4』の撮影中、そしてクリスは『マイティ・ソー / ラブ＆サンダー(原題 Thor: Love and Thunder)』の撮影を2021年1月に控えているため、撮影が開始されるまでは、もうしばらく時間がかかると見られています。
