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『ジョーカー』ホアキン・フェニックス、終始ケガをしたまま撮影に臨んでいた ー スタッフ「ヒースのことがあったから心配した」

アメコミ界屈指の人気ヴィラン、ジョーカーの誕生を描いたDCコミックス原作映画『ジョーカー』で主役のアーサー・フレックを演じたホアキン・フェニックスは、第92回アカデミー賞主演男優賞を受賞、他多数の部門にノミネートされるなど輝かしい功績を収めましたが、その裏側にはホアキンの並々ならぬ役者魂があったようです。

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NMEのインタビューの中で『ジョーカー』の撮影監督のローレンス・シャーは、ホアキンが撮影中にケガをしたまま撮影を続けていたことなど撮影の裏側を明らかにしました。

「撮影の4日目くらいに路地でゴミを蹴るシーンがあったんですが、そこでホアキンは膝をケガしたんです。かなり派手にやってしまいました。どれくらい痛むかを彼が言うことはなかったんですが、撮影中ずっとケガしていた状態だったんです。映画の後半のたくさん走るところでも、彼はまったく文句を言いませんでした。僕は彼に“全力で走らないで”といつも言っていました。だけど、彼は普通には走らなかったですね。本当に尊敬しますよ。」

またホアキンは役作りのために3ヶ月で約23キロという過酷な減量をこなしており、ホアキン本人曰く「短期間で体重を大幅に減らすと、心理状態に影響を与えて本当に発狂しだす」と答えています。シャーはその様子についても「ちょっと心配でした」と述べ、「(『ダークナイト』でジョーカーを演じた)ヒースのことがあったんで心配でしたよ。狂気を抱えた役を演じるために、すごく深く取り組んでいたので。」

シャーはハードな役作りに挑むホアキンの姿を見て「とにかくサンドイッチをあげたいという気持ち。」だったそう。「体重が減り過ぎていたから、健康面が心配だったんです」

ホアキンの渾身の演技が観られる『ジョーカー』は現在デジタル配信、ブルーレイ&DVDで発売中

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source : NME

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