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ウルヴァリン役ヒュー・ジャックマン『キャッツ』出演のオファーを受けるも断っていた ー 「まだ観てないです」

『X-MEN』シリーズで20年近くウルヴァリンを演じたほか、『レ・ミゼラブル(2012)』や『グレイテスト・ショーマン(2017)』など幅広い作品に出演するヒュー・ジャックマンが、世界中で愛されるミュージカルを実写映画化した『キャッツ(2019)』の出演オファーを受けていたことが明らかになりました。ヒューはその時の様子をこう振り返っています。

「(監督の)トム・クーパーとは以前『レ・ミゼラブル』の時に一緒に仕事していたので、彼から直接オファーの電話がかかってきたんです。その時いくつかスケジュールを提案していただいたんですが、残念ながら僕の予定と合いませんでした。」



ミュージカル『キャッツ』はT・S・エリオットの詩集『キャッツ ポッサムおじさんの猫と付き合う法』を元に『オペラ座の怪人』で知られるアンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲を手がけたミュージカル作品。個性的な猫たちが都会のゴミ捨て場を舞台に、歌と踊りを繰り広げていく本作は2019年時点で全世界で7300万人の観客動員数を記録、世界で最も成功したミュージカル作品の一つとなっています。

ですが残念なことにトム・フーパー監督による実写版『キャッツ』は、最低の映画を決める第40回ゴールデンラズベリー賞にて作品賞の他、最低助演男優賞、最低助演女優賞、ワーストスクリーンコンボ賞、最低監督賞、最低脚本賞の6部門を受賞するという不名誉な結果に。インタビュアーは「このような結果になったことで(出演を断ったことが)正しい判断だったと思いますか?」と聞かれたヒューは「僕は映画業界に携わっている人間です。バッシングしたり、それに便乗したくはありません。まだ僕は『キャッツ』を観ていませんしね。それにトム・フーパーは素晴らしい映画監督の一人ですよ。」とコメントしました。

もしヒューが『キャッツ』に出演していたとしたら、作品に対する評価は多少変わっていたのか?今となっては知る由もありません。

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source : The Daily Beast

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