DCEU作品『マン・オブ・スティール(2013)』『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016)』『ジャスティス・リーグ(2017)』にてクラーク・ケント(スーパーマン)役を演じたヘンリー・カヴィルがスーパーマンという大役に対する思い、本音を明らかにしました。
Variety主催の俳優同士による対談企画「Actors on Actors」に出演したカヴィルは、『X-MEN』『スタートレック』シリーズでもおなじみの大先輩パトリック・スチュワートに「僕はずっとスーパーマンのファンでした。」と述べ、スーパーマンを演じる責任と思い入れを語っています。
「ああいったキャラクターを演じると常にマントを着けているので、それが公の人達が持つ僕に対するイメージになりますよね。子供たちに会うと、子供たちは僕をヘンリー・カヴィルと思っているわけじゃなくてスーパーマンだと思っているかもしれません。(スーパーマンを演じるということは)そういう責任感が伴うんですね。素晴らしいキャラクターなので、喜んでその責任を持ちますけど。」
「人生が劇的に変わりました。役のために、沢山の機会も与えていただきました。僕のキャリアそのものが変わったキャラクターのひとつですね。とても感謝していますよ。それに、僕自身についても沢山教えてもらうことが出来ました。」
ここでパトリックが「どんな風にだい?」と聞くと「とても良い、すごく優しいキャラクターなんです。彼を演じるからこそ自分と彼を比べるんですけど、そうすると内向的になってしまうんですよ。」答えるカヴィル。「僕は良い人間なんだろうか?スーパーマンを演じるのに十分な人間なんだろうか?って。すると“うーん、ちょっと待てよ。そうでもないのかもしれない”って囁きが聞こえるんです。それに向き合って、だんだんと良い人間になるよう調整していく。」
先月、カヴィルがスーパーマン役再演に向けた契約交渉に入っていることが報じられており、「まだ諦めていませんよ。僕がスーパーマンという役でやらなければいけないことは、今でもたくさんあります」」とも語っていました。今回もカヴィルは「数年後もまだまだスーパーマンを演じていたいですね。」と再演に向けて前向きな姿勢を示しています。
source : Variety