日本が世界に誇る漫画といえば『ワンピース』や『NARUTO』など数多くの作品が挙げられますが、やはり群を抜いて人気なのは『ドラゴンボール』でしょう。昨年12月に公開された劇場作品最新作『ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー』は、全世界90カ国で上映され、アメリカでは公開初日に700万ドルの興行収入を記録して「全米初登場1位」を達成、最終的に世界興行収入は130億円を記録するなど、その人気ぶりが窺えます。
そしてある情報筋によると、ディズニーがアジア人のキャストのみを起用して『ドラゴンボール』の実写映画を企画していることがわかりました。さらにこのプロジェクトはかなりの予算が充てられるようで、シリーズ化も検討されているとのこと。
これを聞いてあなたも頭によぎっていることがあるんじゃないでしょうか。そう、2008年に公開されたドラゴンボールの初実写映画『DRAGONBALL EVORUTION』を…
「史上最悪の駄作」として話題になった『DRAGONBALL EVORUTION』。日本武道館でワールド・プレミアまで行われたにも関わらず、公開されるやいなや「原作と全く違う」「つまらなすぎる」と酷評の嵐が飛び交いました。オフィシャルトレーラーには原作の鳥山明氏のコメントが掲載されていますが、「脚本やキャラクター造りは原作者としては「え?」って感じはありますが(中略)もしかしたら現場のパワーで大傑作になっているかもしれませんよ」と、原作者本人ですら自身のない様子をコメントしているほど(笑)
ドラゴンボールはコミック、映画、ゲームなどあらゆるメディアでの総収益が200億ドルを超えており、最も収益の高いメディアフランチャイズの一つでもあります。ですがドラゴンボールの実写化にはトラウマとも言うべき前例があるため、いくら世界のディズニーが製作するとはいってもマイナスなイメージの方が強いんじゃないでしょうか。僕も今回に限っては嘘の情報であってほしい…なんてちょっと思ってます(笑)