MCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)作品『マイティ・ソー / ラブ・アンド・サンダー(原題 Thor / Love and Thunder)』は「めちゃくちゃロマンチック」な作品になるようです。脚本と監督を務めるタイカ・ワイティティ監督がBBCのインタビューの中で明らかにしました。
タイカ監督は、これまで1年以上に渡って書き直しが行われてきた『ラブ・アンド・サンダー』の脚本がついに完成したと述べる一方で、「実は今週もう一度脚本を書き直している」と脚本への並々ならぬこだわりを見せています。そんな『ラブ・アンド・サンダー』の内容についてタイカ監督はこのようなヒントを残しました。
「非常識でありながらも、めちゃくちゃロマンチックですよ。僕が今ロマンスにはまっているので、ただただロマンスを作ってみたくて。これまで考えたことのない、やったことのないような作品を作りたいだけなんですよ。そんな感じで攻めていきたいと思っています。」
『ラブ・アンド・サンダー』には『マイティ・ソー / ダーク・ワールド(2013)』以来の登場となるナタリー・ポートマン演じるソーの元恋人ジェーン・フォスターが「女性版ソー」として登場するほか、テッサ・トンプソン演じるヴァルキリーが王として新たな女王を探すということが伝えられています。彼女たちを通して何かしらのロマンスが描かれるのではないかと考えられますが、タイカ監督のこと、きっと普通で終わるはずがありません。
すでに脚本を読んだというソー役のクリス・ヘムズワース曰く「長年読んできた中で最高。めちゃくちゃヤバい」という『ラブ・アンド・サンダー』。以前タイカ監督自身も、本作を「限界を超えた脚本」「『マイティ・ソー / バトルロイヤル(2017)』が平凡に感じるほどの出来栄え」と述べていました。タイカ・ワールド全開なうえにさらにロマンチックな内容…いったいどれほどヤバい脚本になるのでしょうか。
『マイティ・ソー / ラブ・アンド・サンダー(原題 Thor / Love and Thunder)』は2022年2月11日に公開予定
source : BBC