体は大人で中身は子供という異色のスーパーヒーロー映画『シャザム!』。海外レビューサイト「Rotten Tomatoes」で、一足早くレビューが解禁されました。
その評価はなんと驚異の97%とほぼ完璧!批評家のほとんどが面白いと評価したようですね。ちなみに「Rotten Tomatoes」は先日公開されたMARVELの最新作『キャプテン・マーベル』を78%と若干低く評価したことから、一部のファンと論争になっています。
The first reviews are in for #SHAZAM – currently it's #Fresh at 97% on the #Tomatometer, with 29 reviews: https://t.co/wsjC2v6CW8 pic.twitter.com/H3tiRt6Iav
— Rotten Tomatoes (@RottenTomatoes) March 23, 2019
Comicbook.comの記者ブランドン・デイビスによると、
「DCコミックスの作品の中では2008年の『ダークナイト』以来の最高の映画だ」とコメントしています。
「ほとんどの映画ファンは、おそらく彼のことを知らないで映画を観に行くと思います。多くのスーパーヒーロー映画は破壊や混沌といったシーンが描かれていますが、『シャザム!』はそのキャラクターに焦点を当てているんです。」
「(監督の)サンドバーグは、画面上で起きている出来事をぼやけさせたりしないし、敵と戦って街を破壊することもない。『シャザム!』を観終わった後、みんなが彼の名前を覚えて、その名前が叫ばれているのを聞きたくなっていると思うよ。」
監督は『アナベル 死霊人形の誕生』『ライトオフ』などホラー映画を監督してきたデヴィッド・F・サンドバーグですが、今作の『シャザム!』は過激な描写も少なく、コメディ要素とアクション要素の詰まった、大人から子供まで楽しめるファミリー向けの映画に仕上がってそうです。最近のヒーロー映画はテーマが重い作品が多かったので、これぐらいの「ライトさ」がちょうど良かったりするのかもしれませんね。
DCコミックスは『アクアマン』が大ヒットして勢いに乗っているうえ、来年にはジェームズ・ガンが監督を務める『ザ・スーサイド・スクワッド(放題未定)』も公開が予定されています。そして今作の『シャザム!』も大ヒットの予感…しばらくDCコミックスが時代を席巻するかも?
『シャザム!』は4月19日公開!