1年以上の延期を経てついに公開されたMCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)作品最新作『ブラック・ウィドウ』ですが、製作当初はあのキャラクターのカメオ出演についても議論されていたようです。監督のケイト・ショートランドがGamesRadarのインタビューの中で明かしました。
※本記事は『ブラック・ウィドウ』本編の内容について触れています。まだご覧になっていない方はご注意ください。
『ブラック・ウィドウ』は『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ(2016)』後に起きたナターシャ・ロマノフの知られざる戦いを描いた作品。以前より本作には『アベンジャーズ / エンドゲーム(2019)』でMCUを卒業したロバート・ダウニー・Jr演じるトニー・スタークがカメオ出演するという噂が広がっていたものの、実際にはロバートのカメオ出演は実現しませんでした。ところが、実際にマーベル・スタジオやケイト監督の間では「様々なキャラクターのカメオ出演について話し合いが行われた」とのこと。
ところがその実現に異を唱えたのがマーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギでした。「ケヴィンは”彼女(ナターシャ)に男は必要ない”と言いました。彼女がサポートを必要としている感じにはしたくなかった。彼女には一人で立っていてほしいんです。」
本作でカメオ出演したキャラクターはウィリアム・ハート演じるおなじみサディアス・ロス長官と『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』で初登場したヴァルことヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ。特にヴァルの登場は明らかにドラマ『ホークアイ』にエレーナが関与することを示唆しており、ナターシャと縁の深かったクリント(ホークアイ)とエレーナが出会うことで再びナターシャの物語が語られる可能性も十分に考えられます。
『ブラック・ウィドウ』は映画館&Disney+で公開中
source : GamesRadar