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[マーベル・ネタバレあり]『ブラック・ウィドウ』ポストクレジットシーン、「本当はもっと長かった」 ー 脚本家が明かす

MCU(MARVEL CINEMATIC UNIVERSE)約2年ぶりの新作となる『ブラック・ウィドウ』。『シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ(2016)』の直後を舞台に、語られざるナターシャ・ロマノフの戦いを描きながらも今後のMCUに繋がる要素を含んだ作品でした。そしてMCUではおなじみとなっているポストクレジットシーンが今作にも当然用意されているわけですが、脚本家のエリック・ピアソンは本来もっと多くのシーンを書いていたそうです。

SPOILER ALERT!

※本記事は『ブラック・ウィドウ』本編の内容について触れています。まだご覧になっていない方はご注意ください。

シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ』後を描いた本編とは異なり、『アベンジャーズ / エンドゲーム(2019)』の後の時系列となったポストクレジットシーンでは、エレーナがナターシャの墓を訪れるシーンが描かれました。そしてそこには『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』で初登場した謎の女性ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(通称ヴァル)の姿も。元々、ヴァルは『ブラック・ウィドウ』のポストクレジット・シーンで初登場を飾る予定でしたが、コロナ禍の影響でMCU作品の公開順序が前後したことで、結果的に『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』が初登場の作品になりました。ピアソンは『ブラック・ウィドウ』の製作当初を振り返ってこのように語っています。

「ヴァレンティーナを今作で紹介する計画があると言われました。しかも演じるのは、ジュリア・ルイス=ドレイファス。すぐにパソコンに向かうことはできませんでしたね。僕はすごく欲張りで、あのシーンだけでたぶん5ページくらいの脚本があったと思います。エレーナとヴァレンティーナを互いに会話させたかったんです。最終的には実現させることはできず、縮小版を採用することになりましたが、2人の役者が一緒になり、2人のキャラクターの力強さを表現できたことにすごく興奮していました。墓にいたエレーナのようにエモーショナルなシーンもすごく好きでした。まぁそこにヴァレンティーナがやってきて、鼻をかんで台無しにしてしまうんですけど。」

ヴァルがエレーナに見せた「次のターゲット」にはクリント・バートン(ホークアイ)の姿が映されており、エレーナはドラマ『ホークアイ』に登場することが決定済み。彼女はクリントや”2代目ホークアイ”ことケイト・ビショップの前に立ち塞がるのでしょうか。

『ホークアイ(原題 : Hawkeye)』は2021年秋にDisney+で配信予定

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source : Collider

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